連載:気まぐれゲーム雑記 第872回:マイクロソフトのサービス規約で海賊版を防止できる?

PCゲームにつきまとう問題

海賊版やらDRMはPCゲームにとって大きな課題

AZです。「大逆転裁判」のレビューを書きながら違うゲームを進めておりますが、色々手を出しているせいか頭の中の情報がパンクしそうな感じがしております。

それはさておき、マイクロソフトのサービス規約が発効され、海賊ゲームの防止になるのではないか? という話題が出ています。

新規約によってMicrosoftが、同社サービスにおける海賊ゲームやハードウェアを無効化できると海外メディアAlphrが報告しています。

Alphrの報告で取り上げられているのは「Microsoft サービス規約」の7条b項。その内容は以下になります。

7条b項 一部抜粋

マイクロソフトは、お客様のソフトウェアのバージョンを自動的に確認し、ソフトウェア更新プログラムまたは構成の変更をダウンロードすることがあります。ダウンロードされるソフトウェア更新プログラムまたは構成の変更には、お客様による本サービスへのアクセス、海賊版ゲームの使用、または無許可のハードウェア周辺機器の使用を防止するものがあります。

この規約によって、Microsoftがユーザーのシステム環境をスキャンし、海賊版ゲームやハードウェアの使用を防ぐことを許可していることになるとのこと。規約の対象にWindows 10などのOSは含まれていませんが、CortanaやXbox Live及びXbox機器、Microsoftが開発したゲーム、SkypeやOfficeなどが対象となっています。

[引用元:Game*Spark

どれほどの効果を発揮しますかね?

かつては、DSやPSPでも違法コピー品が出回る事態となっておりましたが、最新の家庭用機ではそこまで表だった話題にならなくなったのが現状でしょうか。一部タイトルにおいては、改造データが出回るなど多少影響はありますが、それより前に比べればずいぶんと健全化したところも見えてきます。

その一方で、PCゲームは海賊版に対する問題が根強く残っています。そういったところの延長上にDRMの問題もありますし、日本メーカーが参入するにあたっての弊害の一つに挙げられそうな話題ではないでしょうか。

新規約にて、本当に海賊版を防止できるというなら、それに越した事はないでしょう。その規約がどの程度の効果を出すのかはわかりませんし、ウィルス対策ソフトと同じようなイタチごっこになる事も予想されますが、PC市場の大本営として明確な態度を示しておくのは良い事に違いありません。

これによって、何かしらの正規品を買ったプレイヤーorユーザーが不利益を被るような事態さえおきなければ、当然歓迎される対応とも言えます。より良い結果になることを期待してみたいモノですね。

連載:気まぐれゲーム雑記 第872回:マイクロソフトのサービス規約で海賊版を防止できる?に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:なにやら、MSがサービス規約で海賊版を防止するような雰囲気を出してるよーってな話題です。

しゃきーんさん:まぁ、それでどうにかなるなら、やってみりゃいいんじゃね?

しょぼーんさん:そだねぇ。正規品を買った人が不利益を被らないなら、どんどんやりゃいいと思うよ。正規品を買ったというに、某コーエーのシミュレーションのDRMは最悪だったし。正規品を買う人に優しい環境であって欲しいと思うよ。……Steamのライブラリもどんどん充実するし!

しゃきーんさん:そうやって積みゲーが増えていくんだな……。

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