連載:気まぐれゲーム雑記 第895回:日本マイクロソフトが“Xbox One 大感謝祭 2015”プレス向け事前体験会を実施
厳しい現状をどう覆すか。
ちょっとやそっとじゃ変わらないけど、やるしかない
AZです。最近寝不足が酷いのですが、土日でなんとか回復したく思う所存です。
それはさておき、日本マイクロソフトが“Xbox One 大感謝祭 2015”プレス向け事前体験会を実施したということで、Xbox Oneに関するタイトルやら何やらの情報が多く出てきております。ざっくりまとめると、次のような感じ。
Halo 5: Guardians
- 発売前日となる10月28日に発売記念イベントを開催
「Xbox One グレイテストヒッツ」シリーズ
- 「Dead Rising 3」「Ryse: Son of Rome」「Sunset Overdrive」の3タイトル
- 10月15日発売
- 価格は2900円(税抜)
Rise of the Tomb Raider
Kyub
- インディーズゲーム開発プログラム「ID@Xbox」のタイトル
- 2016年発売予定
レインボーシックスシージ
- 大感謝祭で日本では初めてとなる試遊台が出展
- Xbox One版は、後方互換機能を使用してプレイ可能となる前作「レインボーシックス ベガス」「レインボーシックス ベガス2」のダウンロードコードが同梱
Quantum Break
- 日本語版の発売日が2016年4月7日に決定
Gigantic
- F2Pタイトル
- PC/Xbox Oneで2015年配信予定
ハッピーダンジョン
- F2Pのハック&スラッシュなアクションRPG
- 2016年配信予定
その他
- Xbox One Eliteの発表、11月6日に発売
- 2015年10月1日から12月31日まで、Xbox One Eliteも含めたXbox One本体が5,000円オフ
- Fallout4のMODについては、今後詳細発表
- クドー・ツノダ氏曰く「2016年は、Xbox OneとWindows 10のPCのふたつの世界を融合していく」「今回Microsoftは、日本のデベロッパーとゲーマーを、Xboxの世界戦略のコアに据えることを発表させていただきます」
概ね、以上のような情報が出てきております。
Xbox Oneは、日本だと厳しい市場になっているというのが誰の目にも明らかなわけですが、何はともあれタイトルを集めない事には始まるわけもありません。そういった意味では、今回のイベントに伴う発表は良い内容だったのではないでしょうか。
とはいっても、日本だとPS4やWii Uの2機種とは大きく情勢が異なっているのがXbox Oneであり、ちょっとやそっとの事で劇的に変わるという事も考えづらいのは確かです。地道かつ着実にタイトルを増やしながら、Xbox Oneを選ぶ理由を増やしていくほかありません。
その一方で、Windows10との融合をアピールしているあたりは、Xbox Oneを今後どうしていくかというところへの一つの答えになっているとも言えます。PCでゲームをする人が増えているのは明らかですし、日本でも緩やかにその傾向は見られます。今なお家庭用機が強い存在感を出しているとはいえど、マイクロソフトとしてはXbox OneをどうにかするよりはWindowsとの融合を計った方が賢い考えであるというのも、何となく見える話でしょう。
日本だとXbox事業は厳しい立ち位置となっていますが、それでも日本を世界戦略のコアに据えるという発表をするあたりは、日本市場をどうにかしたいという思いがあるのも確かかもしれません。今後、日本におけるXbox Oneを含めたXbox市場がどのようになっていくのか、しかと見守っておきたいですね。
:日本マイクロソフトが“Xbox One 大感謝祭 2015”プレス向け事前体験会を実施したよーってなお話です。
:ふむ。日本でも頑張る気はあるってな話か。
:そんな感じだね。でも、PCとの融合を果たそうとしているあたりは、今までのXbox単体とは違うのだよ、というアピールにも思えますな。……PC等々含め、ほんとに頑張って欲しいねぇ……。
:日本じゃ厳しいってのは誰の目にも明らかだしな。PCを取り込めるなら取り込んで、上手くやっていって欲しいもんだわ。