求められているモノは何なのか

個人で勝負できる強み

AZです。フリーランスでやっていて思う事は、所詮個人であると言う事です。

それはさておき、IGA氏最新作「Bloodstained」が483万ドルを集め（6月13日午前1時頃）ラストスパート中となっています。

これまた、がっつりと集めましたねぇ……。

この金額は、Kickstarterのプロジェクトとしてゲームジャンルにおいては最も集めた金額、と言う事になっています。500万ドルに届くか否か、ギリギリのところにおちつきそうですが、比較としてわかりやすいところは稲船氏の「Mighty No. 9」が集めた404万ドルでしょうか。IGA氏の新作は、お馴染みとも言えるゴシック調の探索型アクションゲームですが、それだけ求められているジャンルだという事も窺えますし、IGA氏に寄せる期待も大きいというのが伝わってきます。

日本市場は、今や家庭用機市場よりもスマートデバイス市場の方が大きくなり、大手はこぞってそちらへシフトするような姿勢を見せているわけですが、大手を辞めて独立した人達はKickstarterなどで資金集めをしながら新作を作ろうという動きが多少は見られます。日本だと、Kickstarterのような「先行出資」する事に対し、どの程度の人が反応するかはわかりませんが、メーカーに思うところがある人達はクリエイターになら出資するという人も増えていくのかもしれません。

「Bloodstained」は、発売まで2年程度先になるので、出資した人達が忘れた頃に品物が届くという事になりそうです。IGA氏のタイトルに期待していた人達にとって、より良い内容になることを期待しておきたいモノですね。