連載:一週間(2014年12月7日~12月13日)を振り返るコラム的な何か 第123回:ファンタシースターノヴァで倉庫番した記事が一番話題になったらしい一週間
一週間を振り返るコラム的な何か
第123回:ファンタシースターノヴァで倉庫番した記事が一番話題になったらしい一週間
アークスだって倉庫番になれます!
AZです。選挙番組ばかりになるようですが、テレビを普段から見ない身としてはさして支障もない事に気づいてしまいました。
さて、2014年12月7日~12月13日までの間に一番見られた記事は、「レベル上げと戦闘が快適なアークス、あるいは倉庫番」でした。アークスだって色々やれるんです。また、「任天堂、3DSソフトのうち4タイトルが5か月間でダブルミリオンセラーと発表」もよく読まれていたようなので、任天堂に関してもあれやこれやと書いてみようかと思う次第です。
ファンタシースターシリーズは今後どこへ行く?
ファンタシースターシリーズ最新作となる「ファンタシースターノヴァ」のレビューを書いたわけですが、まぁシステム面に関しての不満が噴出したようなレビューになりました。決してつまらないわけじゃない、でも粗が目立っちゃうタイプです。
すでにパッチが配信された事もあって、倉庫に関してアイテムをしまうためにボタン連打をする必要はなくなりましたが、やはりコアを捨てる作業は健在で、相変わらず荷物管理が鬱陶しい。なんでしょう、そこさえ気持ち良く出来ればまずまずの仕上がりだったと言わざるを得ません。
レビューにも書いた通り、戦闘はユルいアクションRPGをしたい場合には非常に良い具合と言えます。そんな雰囲気を醸し出していただけに、非常に惜しい内容になっています。ストーリーは、元々ファンタシースターシリーズに期待しちゃいけないという思いがあったので、なんというか昔馴染みのあるどこかでみたようなJRPG的ストーリーだとも思いました。主人公が空気すぎるので、感情移入するポイントがなかった、というべきところかもしれません。
戦闘は上々、でも他は粗が目立つといった結果だった「ファンタシースターノヴァ」ですが、粗も見つかった事ですし、次回作へどう繋げていくのかは注目されるところにもなりましょうか。セガの看板RPGの一つですし、今後も上手く作っていって欲しい限りですね。
任天堂がアピールする昨今になりました
任天堂が、3DSソフトのうち4本が5ヶ月でダブルミリオンを達成したと発表しました。あまりそういった事を表に出さない任天堂としては、珍しい気がしないこともありません。
そういった事の背景には、昨今の「あまりゲームが売れていない」という風潮に対する反論的なモノや、3DSがピークアウトしているという話題を抑えるような狙いがあるのではなかろうかと、個人的には考えたりもしています。とはいっても、これは逆も言えてしまうわけで、「ごく一部が極端に売れる傾向」になっており、日本市場は中小タイトルだと厳しいモノがあるのは何となく分かりそうな雰囲気もある気がしないこともありません。
とはいっても、やはり売れるタイトルは売れるわけで、3DSは更に「妖怪ウォッチ2 真打」もミリオンをあっさりとかわしそうな雰囲気も出しています。そりゃもう、セガやカプコンがこぞって子供向けにあやかりたいという気持ちで各タイトルを出しながらメディアミックスをしてくるのも分からないではありませんが、そこらへんは子供向けでやり続けた実績があるレベルファイブが一枚上手だったという他ありません。任天堂としても、自社ハードが勢い付くようなタイトルが出るのは喜ばしいというのも当然ではあります。
今後の任天堂は、言わずもがなNew3DSの後継機やWii Uの今後以外にも、他にも中国市場はどう見るのか、健康事業はどういったモノになるのかなど課題は山積しています。色々と大変な時期ではありますが、頑張って乗り切って欲しい限りですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:今週は、アークスになって倉庫番しようよ! というわたくしの猛烈アピールをしたレビューが賑わったようです。
:倉庫番になる必要はねーが、いわんとしたい気持ちはわかる。
:ほんと、ノヴァは勿体ないなぁと。いや、ストーリーはもう置いておくしかないとして。倉庫がほんとに勿体ない。あと、作った装備品の再利用性が一切ないとか。なんか、もっと作り込めたんだろうなぁって印象になっちゃうね。……それでも、スカボローフェアのお陰で名作だけど!
:……どんだけスカボローフェアが好きなんだよ。
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