連載:気まぐれゲーム雑記 第576回:ゲーム企業であれど、上場していれば色々と言われるモノである

気まぐれゲーム雑記
第576回:ゲーム企業であれど、上場していれば色々と言われるモノである

ゲームで語れないのがビジネスの話になるわけで

良いゲームが出てくる事を願い続けたい

AZです。JASRACがクラウドサービスに対して著作権料を求める件は、良いか悪いかは別として毎度お馴染みだと思うのです。

ところで、経済の専門家なる人達が「5年先が見えている会社」と「目先の事で手一杯の会社」にソニーと任天堂を挙げているとほのかに話題になっておるようです。

「5年先が見えている会社」:
5位:ソニー「1億画素の領域に達したCMOSセンサーは警備や医療分野でも成長が見込める」が、「この事業を長く率いる鈴木智之執行役の後を誰が継ぐかが課題」

「目先のことで手一杯の会社」
1位:ソニー「『再生計画は今期で終わり』という言葉を何年も聞いた」が、「リストラは未完」。分社化したテレビ事業子会社も「ビジョンや目標がない」
2位:任天堂「ゲームボーイなど携帯型ゲームの先駆者ながら、スマホ時代を読めず」。「自社ハードに拘泥せず、プラットフォーム拡大を目指すべきだが時機を逸した」

[引用元:現代ビジネス

なんとなく言いたい事はわかる類ですね。

ソニーが2つに分かれているのは、事業別で注目している点が違うからでしょう。まぁ、銀行や保険事業がどうなるのか等々はあるわけですが、期待出来そうな事業もあるという事です。

で、ソニーのゲーム事業を見た場合、PS4を中心にしたゲーム事業(PS PlusやPS Now)がどうなるのかという話でもあるわけですが、日本はともかくとして海外でPS4本体は幅広く普及しています。ソニーの中核になるのかはイマイチ想像できないビジョンな印象もありますが、当面足を引っ張るような自体にはなりづらいでしょう。テレビ事業やVAIO事業のようになる事はなさそうです。

かたや任天堂は、Wiiの頃と今をみたら手一杯感が出るのも仕方がありません。ある種、ゴーイングマイウェイで我が道を突き進んでいるのは多くの人がわかっている事ですが、その分結果が出ない時はとことん出ないというのを体現しています。良い悪いではなく、任天堂らしいとも思いますが……。

このような会社の業績から来る話は、上場していれば必ず出てきてしまいます。どんな方針であれど、会社の業績をあげる事や結果を出す事が最大の責務ですし、業績が悪ければ叩かれるのもまた仕方がない話です。はてさて、日本が誇る(今誇って良いのかはわかりませんけど)ゲームハードメーカーの今後にしっかりと注目しながら、日本のゲーム業界がどんな道を辿るのかを見守っておきたいですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:ビジネスの専門家なる方々が、ソニーとか任天堂とかにちょこっと触れてるよーってなお話です。

しゃきーんさん:上場してると色々言われちゃうってのがアレなところではあるよな。

しょぼーんさん:ゲーム会社だから、根底としては良いゲームがいっぱいある! って思わせない事にゃ始まらないけどね。実際、Wii Uは厳しい状況だし、PS4も日本じゃ始まった感は出ていないわけで。まぁどちらにも頑張って欲しいモノですけど。……日本のゲーム市場はどこへいきますかねぇ?

しゃきーんさん:まずは、ハードの世代交代を推し進めるようなモノが出てきてからが勝負どころ……なのかねぇ?

連載:気まぐれゲーム雑記 第576回:ゲーム企業であれど、上場していれば色々と言われるモノであるに関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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