連載:気まぐれゲーム雑記 第574回:Googleがヨーロッパで課金できる無料アプリの「無料」表記を禁止する件

気まぐれゲーム雑記
第574回:Googleがヨーロッパで課金できる無料アプリの「無料」を禁止する件

ひとまずは当然の流れか。

粛々とやって欲しい一件

AZです。俺屍2はちょいと問題をはらんでいそうですので、レビューは辛口になる予感がしております。

ところで、以前EUが課金要素のあるゲームやアプリを無料と呼ぶのは禁止するといった話題を書きましたが、Googleがその件で対応する事を明かしています。

engadgetによれば、2014年9月末までに欧州委員会加盟国内のGoogle Play Store内にある無料アプリで、少しでも課金要素があるモノは「無料」の表記が消され、無料ゲームのカテゴリからも外れる処置をしていくとの事です。海外では、日本よりも消費者保護の意識が高く、未成年の課金問題が問題視されている事を踏まえれば当然の流れでもあるわけですが、ついにハッキリとした動きへと進む事になりそうです。ついでに、アップルも追従していくことになりそうな予感はさせてくれます。

無料云々については、日本でも問題になっているところもあるわけで、ある程度グローバルな基準として作られていく気はしています。となると、そのうち日本にも影響する可能性は否定できません。さらに言えば、美少女系のカードゲームな類も日本ではOKだとしてもグローバル的な意味合いで規制が入りつつある状況ですし、今後そちら方面で売っているメーカーは色々と選択が迫られそうな感じもしております。

このような対応は、今後市場を変化させていくことになるでしょう。今のところ、有料アプリよりもF2Pの方が圧倒的に売上が良いとされています。無料アプリなのに「完全に」無料じゃ遊べないというのは、もはやある程度常識になってしまっているわけで、そこらへんはもう言葉遊びのレベルではあるのですが、そういった言葉遊びが解消されればスマートデバイスまわりのゲームについての反感もそれなりに減っていくのではなかろうか? とも思うわけです。

この一件で、グローバル展開している企業は対応を迫られる事にもなりましょうか。はてさて、「無料じゃない無料アプリ」とやらが今後どういった道を歩もうというのかを単なる消費者として生暖かく見守っておきたいモノですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:Googleが課金できる無料アプリは無料として扱わないと発表したよーってなお話です。

しゃきーんさん:ほぉ。そりゃ良い話だな。

しょぼーんさん:良い話だねぇ。まぁヨーロッパの話ではあるけど、そのうち日本にも波及するんじゃなかろうかと。しっかりと分別された方が、良い方向に進むとも思うしね。……むしろ、無料だけど課金も出来るよ? スタンスじゃないと売れないって方が問題なんだろうし。

しゃきーんさん:F2Pとかも色々と変わってくるのかねぇ?

連載:気まぐれゲーム雑記 第574回:Googleがヨーロッパで課金できる無料アプリの「無料」表記を禁止する件に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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