第569回:気まぐれゲーム雑記 YouTuberによるゲーム実況は今後も増えていきそうです
時代を象徴したやり方ですかね?
ゲームプレイを公開する事自体が宣伝になる時代
AZです。なにやら当ブログの記事を幾度に渡って取り上げているブログを見つけたわけで、取り上げてくれるのは大変うれしゅうございますが、まったくもって内容が伝わっていないのをみると、全てを読んでいないのか、理解できないまま書いているのか、根本的にたいしてゲームをしていないのか、私の文章がヘタクソなのか、どれなのかが気になって仕方がない今日この頃です。
そんなこととはまったく関係ない話ですが、YouTubeに動画をアップする方々の総称であるYouTuber達がゲーム実況動画をアップする事に対しての記事が公開されています。
彼らに投げかけられた質問は「今までゲームの動画撮影で直接あるいは間接的にゲームデベロッパーおよびパブリッシャーから報酬を受け取ったことはあるか?」。5,000人以上の購読者がいるYouTuberは26パーセントが「ある」と答えましたが、5,000人以下の購読者に留まっているYouTuberはわずか2パーセントが「ある」と返答しました。人気YouTuberの4人に1人がゲーム会社の公認を受け報酬を得た過去を持つことになります。
またYouTuberたちには「YouTuberがデベロッパーへと動画撮影で報酬を請求することについてどう思うか、倫理的であると感じるか?」との質問も投げかけられ、購読者5,000人以下の人々は64パーセントが倫理的ではないとの意見を示し、36パーセントが問題はないとの考えを示しました。5,000人以上の購読者を有するYouTuberは、40パーセントが報酬を受け取っていることを公表さえすれば問題なしであるとの考えを示しています。
動画撮影の労力に対する報酬として受け取っても問題ないという意見が見られた一方で、今回のアンケートに参加したYouTuberの半数以上はゲーム開発者側から報酬を受け取ることに反対しており、密かに賄賂を受け取ってゲームを宣伝するようなイメージがYouTuberたちに蔓延してしまうと考えているようです。
[引用元:Game*Spark]
色々と思うところはありそうですね。
YouTubeで日銭が稼げる、というのは昨今良く見る話題の一つですが、ゲームの宣伝も紙媒体からWEB媒体に移ったように、そこから更に動画媒体へと移っているのが現状と言えましょうか。やっと、どのメディアも生放送などをするようになったくらいですし、日本での動きは海外に比べるとずいぶんスローペースである事は窺えます。ついでに日本だとニコ動が中心なわけですが、あの辺のサービスを余り多用していないためか、実際どれくらい効果があるのかは気になるところでもあります。
すでに海外では、YouTubeにアップされた動画の数だけ人気があるタイトルである、という趣旨の発言が出るくらいYouTubeなどに動画をアップする事の重要性が説かれています。ともなれば、動画アップが過熱するのも当然であり、むしろ日本は遅れている状況であるのはハッキリと分かるところでしょう。PS4向けタイトルの「三國無双7 with 猛将伝」や「龍が如く! 維新」のような、動画配信に適さないスタイルで出てきてしまうのが何よりの証拠とも言えます。
日本で動画配信の際に良く叫ばれるのは、ストーリー面でのネタバレです。元々ストーリーを重視したタイトルが多いだけに、そこらへんに配慮した形になるのはやむなしでもありますが、そうともなるとプレイヤーが動画をアップするという作業には至らず、なかなかWEB媒体での知名度が広がりにくい。開発側としては、ジレンマが発生していてもおかしくはないような気にはさせてくれます。一部の海外メーカーは、そこまで気にしていない様な気がしないこともありませんが、そういった部分で差が生まれている可能性は否定しがたいモノと言えましょう。そういう面では、メーカーがきちんとした方針を出す必要性が高いとも感じます。
また、当然ながらステルスマーケティングは問題ありますが、YouTubeに動画をアップする事でメーカーから対価を受け取っているならば、そのことを公言すれば何ら問題はないようにも感じられます。実際、メディアだってPR記事を書いているわけで、それと似た様なモノです。ただ、メーカーとメディアでの取引なのか、メーカーと個人の取引なのかという違いなだけで。
インターネットの普及により、宣伝手法もまた変化してきました。そして、今は動画での宣伝手法が当たり前となりつつあります。海外を見渡すと出遅れた感満載の日本ではありますが、はてさてメーカー等々は動画やプレイヤーをどう上手く使おうとするのかを生暖かく見守っておきたいものですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:YouTuberによるゲーム実況は今後もどんどん増えるぞーってな話題です。
:まぁ、増えるだろうなぁ。
:というか、動画を作れる環境なら、動画作りそのものが一つの遊びなのだと思う人も多いんじゃないかな。それで金が貰えるってなら、そりゃまぁそうするでしょうよ。もっとも、金銭的なやりとりってのはオープンにした方が良いと思うけどね。……わたくしなんてたかが数個の動画しかあげてないからオファーそのものなんぞ存在しないし!
:……心配すんな。そういう人が大半だわ。
:
:
:
:
TV番組のように、Youtubeでゲーム実況動画を楽しむ。
そういった視聴者層がかなりの数存在しているのでしょうし、
宣伝としての効果もさることながら、ある種の娯楽として確立された印象。