連載:気まぐれゲーム雑記 第153回:PS4の情報が色々と整理されてきた、と言う話題

気まぐれゲーム雑記
第153回:PS4の情報が色々と整理されてきた、と言う話題

色々と各所でもりあがるわけで情報がゆるっと混乱しつつある現状がたまりません

先日に引き続き、PS4の話題

先日もPS4の話題をしましたが、今日も今日とてPS4の話題をば。

PS4絡みで、SCEワールドワイドスタジオの吉田修平氏やSCEグループCEOアンドリュー・ハウス氏のインタビュー記事が公開されました。詳しくはこちらこちら
さくっとまとめると次のような感じ。

  • PS3の開発時は、凄いパフォーマンスを引き出すタイトルは、ごく一部の腕の立つディベロッパーがやってくれれば良いと考えていたが、使いこなしたときに引き出される性能の高さがより重要と考えた
  • Cellの性能を引き出すのがとても難しく、サードパーティはPS3だけでなく360も開発しなければならなかったので、サードパーティにとって開発環境はよくなかったのを改善したかった
  • メモリが足りない、帯域が足りない、サービスがないなどの文句が出ないように作られた
  • シェアは、動画を共有することで楽しむ事ができる
  • PS4本体機能でPS3との互換性はないが、PS3タイトルを遊ぶためにGaikaiのクラウドゲーミングシステムでPS3ゲームを提供する
  • 所持しているPS3ソフトについてはどのような扱いになるのか「決まっていない」のが現状で、どうするのがベストなのかは現在検討中
  • 日本のゲーム市場は縮小傾向にあるが、欧米では市場が小さくなっているとは言えない
  • インディーズも開発できるような環境を作り、超大作へと育てて行くことが市場を活性化させる事に繋がる
  • 自社やサードパーティを問わず、ミドルウェアやツールを積極的に提供する準備を進めている
  • 収益モデルは大きく変わらないが、フリーミアム(Free to Play)のゲームも流通する仕組みを作る
  • PC上で開発したゲームをPS4に移植するための道を作って、手軽にダウンロード配信で遊べるようにする
  • PS3は、PS2の延長的なゲームプレイスタイルになってしまったが、PS4はゲームのプレイスタイルそのものを変えようと考えている
  • PS4は、クリエイター中心のプラットフォームとしてアイディアとモチベーションを引き出すものに仕上げていく

主にPS4が開発者にとって良いハードである事と、クラウドやらインディーズやら色々と思惑はあるって事、ゲームのプレイスタイルを変えようと考えている事あたりが重要でしょうか。
というわけで、本日もPS4の話題でアレコレ盛り上げてみようかと勝手に思う次第です。

互換や開発環境やインディーズ

クラウドについては、情報が錯綜しているのが現状でした。ですが、記事に書かれたアンドリュー・ハウス氏のお言葉だと、現時点では「PS3のソフトを持っていてもクラウドゲーミングはできないというわけじゃない」といった結論になりました。とどのつまり「決まっていない」ということです。UMDパスポート的なモノにするか否かを迷っている、というところでしょうか。

しかし、先日も互換について書きましたが、互換を付けないということは発売当初のタイトル不足を補うモノがないと言う事でもあります。……まぁ、タイトル不足にならないスケジュールを組めばいいわけですが、中々そうもいかないでしょうし。ですが、開発しやすいハードというのがウリである以上は、開発スピードも一定以上の早さが期待できるとは思います。
実際、PS3で初期型以降互換が付かなくなった時はPS2の互換がいつ来るのか、というのは長期に渡って話題となりました。ですが、現時点ではPS2の互換が必要がないという事も言えて、それは言葉通りに「ソニーがどれだけ長期で考えているのか」というのが出てくるでしょう。
クラウドをどうするのか、とどのつまりUMDパスポート的にするのか、PS3のディスクを持っていれば無料となるのかでユーザーの印象は大きく変わります。……そう考えると、PS3のCellは何とも罪作りなモノだったとも言えるわけですが……。

また、開発者にとって開発しやすいハードであるという事は、ある意味Xboxシリーズに近いということになってきます。そこらへんはすでに想定されていた事のようで、それでもサードパーティの開発環境を改善することに注力したのは、英断だったかもしれません。それに伴って、インタビュー記事ではインディーズタイトルが出てきてくれる事を願っているようにも思えました。やはり、海外ではインディーズが確かな存在感を発揮しているようです。

PS4は、まだまだ未知な部分が多く、特にサービスについてはまだ何も発表されていないのが現状です。可能性を示した、くらいでしょうか。
その可能性にどれだけのユーザーが魅力を感じるのか、その答えが出るのはまだまだ先の事になるでしょう。せっかくの新ハードですし、どのように楽しませてくれるのかを大いに楽しみにしましょう!

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:PS4の情報が色々と整理されてきましたよーってお話です。

しゃきーんさん:ふむ。互換については、PS4本体のPS3互換はないがPS3ソフトはクラウドでサービス展開して、ディスク所持者についての対応は未定って事が注目か。

しょぼーんさん:互換はネェ。わたくしとしては、どちらでも良いと考えているんだけどね。でも、より多くの人に売りたいなら互換はあって然るべきだとも思うわけですよ。仮にUMDパスポート的なモノが採用されたところで、「もう一度買わないといけない」っていうユーザー心理はあると思うし。そこらへんがどうなるかなーと。

しゃきーんさん:まぁ、最終的なサービスや仕様はまだまだ先になるだろうから、それまでノンビリ待とうぜ? PS4の話題は、これ以上は進展しないだろうしな。

連載:気まぐれゲーム雑記 第153回:PS4の情報が色々と整理されてきた、と言う話題に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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