連載:気まぐれゲーム雑記 第19回:任天堂のゲーム通信特許ランキングは日本一という話題

気まぐれゲーム雑記
第19回「任天堂のゲーム通信特許ランキングは日本一という話題」

特許をとるって結構大変だったりします。

特許って色々あるんです

アップルとサムスンがそれぞれのスマートフォンについて訴訟を起こしていますが、それぞれ特許についての訴訟になっていたりします。かく言うゲームでも特許訴訟がかつて起こりましたが、そんな感じの話題は以前書いた通りな感じでございます。

で、今日は何とも珍しいランキングを発見したので、ご紹介してみようと思います。
それは「ゲーム装置間の通信機能関連技術 特許総合力ランキング」という何とも珍しいモノ。
要するにこれは、集計した企業が独自に注目度の高い特許に得点を付けてランキングにしちゃおう、というモノです。今回は、ゲーム機ないしゲーム装置の通信機能関連の特許、ってなわけです。

通信特許ランキング

1位は任天堂さん。その評価内容は、ここ6年で特許の出願数が最も増加していて、近距離無線による複数のゲーム装置間の通信状態に応じてゲーム内容を変化させることのできる「ゲームシステムおよびゲームプログラム」などが挙げられるとされています。
要するに、Wi-Fiを使ったすれ違い通信やその類の特許関連が高く評価されているようです。

2位はバンナムさん。その評価内容は、信号の送受信を自動的に行い、あたかも人間のように互いにコミュニケーションを行う「携帯用通信玩具及び情報記憶媒体」とあります。これはゲーム機よりも玩具系で使われそうな感じですね。

3位はコナミさん。その評価内容は、ゲームセンター等において識別情報が対応付けされた端末装置と通信可能に接続して管理する「ゲーム用サーバ装置、ゲーム管理方法及びゲーム管理プログラム」が注目度が高いそうです。ゲームセンターでも堅実な稼ぎを出しているコナミさんらしい特許ですね。

昔を知っていると何か意外なランキング

かつて、特許ばかりを取って完全に法的武装をしていたコナミさんが3位、というのはちょっと意外でした。ですが、バンナムさんは玩具関係もやっていて、任天堂さんはハードメーカーでもあるところを考えれば無難なランキングにも思います。……といいつつも、同じくハードメーカーのソニーさんは4位なんですよねぇ……。
こういう特許の基準というのは、実に分かりづらいものがあります。

それでも、海外では特許絡みでたびたびハードメーカーを訴える企業があります。任天堂さん、ソニーさん、マイクロソフトさん、それぞれにある出来事ですね。こういう特許をとっておかないと、結局は似たような特許絡みで訴えられてしまう可能性が高いです。

特許というのは、自分達の技術を守るために取る権利でもあります。日本のゲーム市場では、昔ほど特許絡みの何かというのは起きなくなっていますが、先ほども書いた通り海外では動きが活発です。やはり、自分達の会社を守るため、特許を多く取るという事になってしまうのは仕方がない事なのかもしれませんね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:通信関連の特許ランキングゲーム部門を制したのは任天堂さんってことのようです。

しゃきーんさん:な、なんかわけのわからんランキングだな……。

しょぼーんさん:いやまぁ、重要な特許をいっぱい持ってるってことさね。その分特許料もかさむだろうけど、それだけ重要とも言えるだろうし、防衛手段としても必須なものとなります。企業にとって特許とは凄く重要なモノなのです。

しゃきーんさん:ふむ。特許訴訟で負けると最悪発売中止になったりするからなぁ。ゲーム企業に限らず、要注意してもらいたいところだわ。

連載:気まぐれゲーム雑記 第19回:任天堂のゲーム通信特許ランキングは日本一という話題に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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しゃきーんさん

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