連載:「気まぐれゲーム雑記」開始です 第1回:聖闘士星矢 ONLINEに思う事
気まぐれゲーム雑記
第1回「聖闘士星矢 ONLINEに思う事」
セブンセンシズはご存じですか?
その昔、週刊少年ジャンプで車田正美氏が連載していた「聖闘士星矢」に登場する、第6感を通り越した第7感を意味する言葉です。
そもそも、第6感すら理屈ではない本質を捉える何か、といったアバウトな説明をする以外方法がないにも関わらず、第7感を出してきた車田正美先生には敬意と感動を覚える他ありません。
連載当時の少年少女らはそれらの漫画やアニメを見て「蟹座だけは勘弁……」とか「男が魚座だった時の絶望感は、本当に笑えない」などと心の底から思ったそうです。(主に管理人が)
ちなみに、今は聖闘士星矢Ωなるアニメが放送されているそうですが、残念ながら管理人は見ておりません。
さて、そんなつかみで始まる今回の雑記ですが、現在中国で行われているゲームショウChinaJoy 2012で「聖闘士星矢 ONLINE」のプロモーションムービーが公開されました。
さて、見ればわかるとは思いますが、本作は中国で開発されていたりします。
そもそもこれは、セガさんが中国のパーフェクトワールド社(パーフェクトワールドというオンラインゲームを出しています)とライセンス契約をし、中国市場向けのオンラインゲームとして開発をするといった趣旨で展開されて現在に至ります。
ちなみに、どういったゲーム内容になるのかと言う事は、発表から1年以上経った今でも不明です。
別に中国で作られているからどうだ、とかそういった批判めいた事を書きたいわけじゃありません。
ただ、純粋に思う事は「どうして中国向けにこの作品が選ばれたのか」というところです。
もの凄く一生懸命考えてみたのですが、イマイチ思いつきません。
結局管理人が導き出せた答えは「ライセンス契約を締結したセガの担当な方がセブンセンシズに目覚めたからじゃなかろうか?」ということくらいです。きっと作品が作品なだけに、何か第6感を超えた第7感を感じ取ったという解釈くらいしかできないように思えました。
……ちょっと真面目に話を戻して、恐らくはアニメキャラクターというわかりやすいアプローチと、12億人という莫大な人口市場こそが狙いだったのでしょう。ビジネスにおいては、それだけ市場が大きいというのは狙う価値があるとも言えます。
とはいえ、1年経ってもどういったゲームなのか、その片鱗すら見えないというのは、開発が難航しているからでしょうか? 今後どうなるかはわかりませんが、果たして日本へ来ることはあるのかどうか。それだけをひたすらに色んな意味で心配しつつ、頭の隅に入れておこうと思う、今日この頃でした。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:聖闘士星矢 ONLINEというゲームのご紹介です。
:まぁ、その、なんだ。世の中何でもアリってことだな。
:売れれば正義、ということでしょう。いやそれにしても、これのオンライン化を考えた人はマジでセブンセンシズに目覚めてるわ……。セブンセンシズ通り越してエイトセンシズ開眼してるわ……。
:……むしろ、エイトセンシズを考え出した車田正美先生が凄すぎるとも思うがな……。