PV第1弾と第2弾の差が余りなかったので、紹介してしまったのがちょっと恥ずかしいと思えてならない「三国志12」ですが、体験版が配信されましたので早速プレイしてみました。久しぶりに体験版インプレッションです。ちなみに、難易度は上級でクリアできました。

内政は毎度お馴染み

施設に武将を配置して初めて機能するわけですが、つまり武将がいないと施設を増やしても機能しません。武将が増えないと、都市として内政を完成することはできない、というのは気になります。

戦闘はRTS風

戦闘の速度は、普通、早い、最速の3段階がありますが、RTSが苦手な人は普通ならほぼ問題なく出来ます。こちらの軍備が整っている場合は、最速でさっさと終わらせるというのも可能です。実際、上級であろうと、考えて攻め込めば3ターンで終わります。体験版だと、RTSやシミュレーションになれている人には物足りないこと間違いなしです。
ちなみに、終わらせ方は、1ターン目・輸送で兵力を集結→2ターン目・攻め込む（武将は強いヤツを6体、1部隊の兵力は7000越える程度）→3ターン目・攻め込む（残りの兵力すべてで）
の流れで終了です。

総大将は自動なのは伝統？

旧シリーズもそうだった気がしますが、出陣武将を選ぶ際に総大将がオートで選ばれます。桃園3人組だと、関羽さんが総大将になったりします。まぁ、細かい事ですが三国志ファンには重要……かも？

結論

全体的に、色々と簡略化、という印象です。システム面でも戦闘面でも簡単に、シンプルにまとめたといったニュアンスでしょうか。もちろん、これは体験版だけの話です。体験版だと、勢力が2つしかないのうちの1つが自分となるので、残りを攻めれば良いというシチュエーションです。さほど考える事もなく、簡単に終わるでしょう。ですが、製品版なら戦闘ももっと複雑化するでしょうし、勢力状況も変わってくるので、ゲームそのものが簡単になった、というわけではないと思います。難易度もあることなので、そこらへんの加減に期待したいです。体験版だけなら、初心者にもオススメできるゲームですね。

また、シリーズをプレイしている人には、体験版の内容だと物足りない印象は拭えません。ここらへんはもう難易度や製品版なら勢力が他にも多数あるので、そういった部分に期待することになると思います。凄く良い！　とも言いがたいですが、決して面白くないわけではない、と言える出来でしょうか。製品版で、三国乱世ならではの勢力図や戦闘に期待したいです。

以上、体験版インプレッションでした！