マルチ・ドラゴンズドグマの追加クエスト100個付きゲームガイドブックが4月27日に発売のようです
ファントムやオーガと戦う動画はかなりの迫力でユーザーに期待を持たせてくれた「ドラゴンズドグマ」ですが、新クエストが100種追加されるプロダクトコードが入っているゲームガイドブックの発売が発表されました。以下、抜粋。
『ドラゴンズドグマ』の世界を紹介するガイドブックがゲーム発売前に登場!
リアリティを追及した圧倒的な世界観や、心に刻まれるハイファンタジーのストーリーを先行で紹介。
各ジョブのスキル解説や、ポーンやクエストなどのゲームシステム紹介、体験版で試せる「キャラクターエディット」詳細やキメラ戦・グリフィン戦のワンポイント攻略も収録。奥深く作り込まれた本作の魅力をどこよりも早く解き明かすスターターガイドです。
さらにソフト発売日からすぐに使える、
新クエストが100種追加されるプロダクトコード『異空より零れしもの・サービスパック』※を封入!
※本書に封入されているコードはPlayStationR3版のものです。
※本ダウンロードコンテンツは後日、有料配信を予定しています。
商品名: ドラゴンズドグマ プレイヤーズ ナビゲーター 発売日: 2012年4月27日 定価: 1,000円(税込) 仕様: AB判/116ページ 発行: アスキー・メディアワークス 発売: 角川グループパブリッシング 著作権表記: © CAPCOM CO., LTD. 2012 ALL RIGHTS RESERVED.
[情報元・ドラゴンズドグマ公式サイトさん]
流石に100個は多すぎです。これを買わない事には、100%楽しめない、と言っているようなものです。海外のプロトタイプ2でもありましたが、不完全版を売るつもりか? と言われてもいささか仕方が無い気がします。本を買わない人向けに後日有料配信、としていますが、100個をすでに準備、というのは少しばかりユーザー思いではない、と思えますね。発売を一ヶ月後に控え、開発自体は終了してしまっているかもしれませんが、このタイミングで出すのはちょっと不味かったかもしれません。
ツッコミどころは多々ありますが、長くなるので省略するとして、もう一つ別情報として海外では、デジタルコミック動画が公開されました。
英語なのでわかりづらいとは思いますが、物語の出だしや今まで出ているストーリー関連の話っぽい流れがなんとなくわかります。
それにしても、ムック本(雑誌と単行本を足して2で割った本)のDLCは余り良い傾向とは言いがたいですね。体験版情報が書かれているこのムック本が4月27日に出る、ということはそれまでに体験版の配信があるでしょうから、ゲーム内容を見極めてから判断しても良いとは思います。ですが、100個もある、となるとゲームとしての完成度の問題も出てきますし、元出版にいた者としては何とも言えない複雑な気分になります……。
こういった、メーカーさんや出版さんのみが得するのではなく、ユーザーの気分的な問題としても得するような方法というのを考えていく必要があるように思えました。あ、当然のことですが、100個もあって嬉しい! という人もいるのはわかっているので、難しい問題なのでしょうね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:ドラゴンズドグマのゲームガイドブックに追加クエストが100個入ってるってお話です。
:……ちょっとテンション下がったわけだが?
:これは今のゲーム出版業界が、付加価値をDLCに求めたって構図がはっきりしたってことかな。メーカーさんも100個はやりすぎっておもわなかったのかな。それとも、それ相応のやりとりがあったのか。ちょっと専門的な事だけど、DLCのプロダクトコードって景品法だとどういう扱いになるのかなぁ。
:……いやそりゃわからんけどさ。メーカーさんに、出版社さん、それにユーザー皆々様。3者がみんな喜ぶような事すりゃいいのに……。
:みんながみんな、価値観が一緒ってわけじゃないし、中々厳しいね。でも、わたくしとしては、こういった商売方法をし続けたらいつかユーザーはいなくなると思う。なんとも難しい話だよ。
:良い解決法があるといいな……。