PC・海外PC版スカイリムのベータパッチ1.5が配信で新しいキルカメラが搭載です

国内ではすべてのプラットフォームにパッチ1.4が配信されたばかりの「The Elder Scrolls V: Skyrim」ですが、海外ではパッチ1.5のベータがSteamで配信開始となりました。新機能追加にバグ修正と今回も量が多い内容となっていますが、バグ修正はちょっと翻訳でわからない部分があるので、とりあえず新機能だけ載せておきます。キルカメラの動画もありますので、ぜひ一緒に見てみて下さい。以下、抜粋。
追記:バグ修正の項目について、doope!さんの翻訳を引用させて頂きます

新機能

  • 遠距離武器と魔法に新しくキルカメラを搭載
  • 近接武器に新しいキルムーブを追加
  • 草に影が有効(PC版)
  • 鍛冶スキルは制作物の値に応じて上昇
  • 水中に移動した際の切り替わりを改善
  • 雪に覆われた風景のためのLODの切り替わりを改善

バグfix

  • 全体的なクラッシュの改善とメモリの最適化
  • “Deflect Arrows”(矢そらし)Perkの計算が適切に行われていなかった問題を修正
  • “A Cornered Rat”(追い詰められたネズミ)クエストにおいて、あるNPCの死がクエスト進行を妨げないよう修正
  • Farkas(ファルカス)がCompanion(同胞団)のクエストを適切に与えない問題を修正
  • ロードされていないデータに依存するセーブデータをロードした場合のクラッシュを修正
  • プレイヤーがスニーク中に仲間が適切にスニークするよう修正
  • Proudspire Manor(ソリチュードの家)の武器ラックが適切に動作しない問題を修正
  • ゲーム世界にスタックした矢や射出物などが適切に一掃されるよう修正
  • “Rescue Mission”(救出作戦)クエストが“Taking Care of Business”(仕事の結末)クエストの適切な開始を妨げていた問題を修正
  • あるNPCが適切にシーフギルドのFence(※ 地方都市に存在する取引協力者)とならない問題を修正
  • “Diplomatic Immunity”(外交特権)クエスト開始前にThalmor Embassy(サルモール大使館)のガードを全て殺害することがクエストの進行を妨げていた問題を修正
  • “Hard Answers”(厳しい答え)クエストの終了後にDwemer Museum(ドワーフ博物館)の鍵を拾う事でクエストが再開しないよう修正
  • “Blood on the Ice”(氷の上の血)クエストの前後でViola(ヴィオラ)を殺す事が進行を妨げないよう修正
  • “Blood on the Ice”(氷の上の血)クエストにてCalixto(カリクスト)が適切に死なない問題を修正
  • “Waking Nightmare”(目覚めの悪夢)クエスト中、まれに発生していたErandur(エランドゥル)の移動パスの問題を修正
  • ランダムな遭遇におけるノートと手紙が白紙に見える問題を修正
  • まれにダイアログとシャウトが不適切に再生される問題を修正
  • ホワイトランのBreezehome(自宅)を購入した際にLydiaが結婚の選択を提示するよう変更
  • プレイヤーが“Cidhna Mine”(シドナ鉱山)で鉱石を掘る場合、刑期に影響しないよう修正
  • まれにスキルが適切に増加しない問題を修正
  • Headsman’s AxeがバーバリアンのPerkによる追加効果を適切に得ていなかった問題を修正
  • “A Night to Remember”(思い出の夜)クエストを開始する前にYsolda(イソルダ)とEnnis(エニス)、Senna(セナ)を殺す事が出来ないよう変更
  • Ebony Dagger(黒檀のダガー)の攻撃速度が遅かった問題を修正
  • “The Wolf Queen Awakened”(狼の女王の目覚め)クエストにてStyrr(スティル)との会話を素早く取り消すことで進行を阻んでいた問題を修正
  • 3段階目のLimbsplitter(出血攻撃)Perkが全てのバトルアックスに対し適切に動作するよう修正
  • Sanguine Rose(サングインのバラ)がまれに適切に動作しない問題を修正
  • “Tending the Flames”(オラフ王の焚刑祭)クエストの中でKing Olaf’s Verse(オラフ王の詩歌)が爆発から消えてしまわないよう修正

[情報元・Bethesda Blogさんおよびdoope!さん]

これは随分楽しそうになってきました! 今回のキルカメラは、スカイリムのディレクターTodd Howard氏がゲーム開発者の祭典GDCでの基調講演で紹介したものとなっています。また、今後も無償のアップデートやアドオンコンテンツを追加していく予定とも明記されています。また、海外のPS3/360版についても早い時期の導入を示唆しています。ちなみに、日本語版についてはさっぱりです。

なお、ベータパッチなので導入したい人はこちらを確認してみてください。

未だMODや何やらで息が長いタイトルになっていますが、ここまでユーザーフレンドリーなメーカーさんも珍しいですね。もっとも、今まではPS3版のバグで結構足を引っ張ってしまった感は否めません。願わくば、最初から完成度は高めておいて欲しかったです。ですが、こうやって信頼を回復していってる姿勢というのは好感が持てますね。今後もスカイリムの話題は、まだまだ尽きそうにありません!

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:海外PC版のベータパッチ1.5が配信となっています。ベータパッチなので、バックアップはちゃんと取りましょう。

しゃきーんさん、焦る:展開が早いな……。

しょぼーんさん:いやぁ、海外からみたら普通かもね? こちらは日本なのでパッチに遅れがあるから。

しゃきーんさん:なるほど。いやしかし、このキルカメラはよく出来てるなぁ。

しょぼーんさん:GDCで紹介された内容をそのまま搭載したみたいね。元々MODが使えるから、息が長いゲームなんだけど、公式もそれを全力サポートするという姿勢はスゴイね。

しゃきーんさん、焦る:日本でもそういう企業さんがあれば……。

しょぼーんさん:日本のPCゲーム市場は何とも言えませんから……。頑張って良い企業さんが出てきてくれることを願いましょう。

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