The Elder Scrollsシリーズと言えば、先日は360版で初のDLC配信を発表した「The Elder Scrolls V: Skyrim」が今一番ホットな話題でしたが、ついに噂どおり「The Elder Scrolls Online」が海外のゲーム雑誌より発表されました。以下、抜粋。
Game Informer誌最新号のカバーアートが公開され、Zenimax Online Studios開発によるThe Elder ScrollsシリーズのPC/Mac向けMMOタイトル「The Elder Scrolls Online」が2013年にリリースされることが明らかになりました。
これまで数年に渡って水面下で開発が進められていることが報じられていたTESのMMOですが、本日遂にその姿を現したThe Elder Scrolls Onlineは、デイドラの王子モラグ・バル(Molag Bal)がOblivion領域にタムリエルの全てを引き込もうと目論んでいる“The Elder Scrolls V: Skyrim”から千年前の世界を舞台にしたもので、エルスウェアやスカイリム地方などを含むタムリエル全土を舞台にした大規模な作品になるとのこと。
また、本作にはシロディールとその皇帝の座を狙う3種類の党派が登場し、プレイヤー達によって駆動されるPvPコンテンツが用意されていることも判明。今作の開発を率いるMMO分野のベテラン開発者Matt Firor氏(※ かつてDark Age of Camelotの開発を率いた)は、The Elder Scrolls Onlineがこれまで登場したMMO作品において最良の作品で、TESフランチャイズに相応しいものだとアピールしています。
[情報元:doope!さん]
このようなタイミングで、Dark Age of Camelotの名を再び拝見することになるとは思いませんでした……。
また、ゲームの詳細になっているのかも紹介されています。なお、こちらの内容は誤りがある恐れもあるそうです。
当ブログとしては確定情報のみを載せたいところですが、海外情報なので真偽を判断するのが大変難しいですし、結局は発売されるまでに変更されたり、なくなってしまう詳細もあるのでしょう。
ですので、こういった話になるらしいよ、程度に留めておいて貰えるとありがたいです。以下、抜粋。
- ゲームのプロットについて、“啓示を受けた何百、何千ものヒーロー達全員が自分こそ皇帝であるべきと考えた場合、世界には何が起こるか?”と記されている
 - アルトマーのネクロマンサー“Mannimarco”と手を結びインペリアルの再建を目論む“Tharn”家が登場する
 - インペリアルは下記に紹介するプレイアブルな3党派共通の敵となる
 - インペリアル再建の影で“Mannimarco”はモラグ・バルと手を結んでいる
 - 全てのプレイヤーはモラグ・バルに魂を奪われており(※ プレイヤーがゲーム内で何度も復活することについての理由でもある)、プロットはプレイヤーが自身の魂を取り戻すことからスタートする
 - 戦士、盗賊、メイジギルドが登場し、これまでのタイトルよりも遥かに強大なスキルを学ぶことが出来る
 - レベルキャップへの到達には120時間程度のプレイが必要とされる
 - スタミナ管理が戦闘の重要な鍵となる
 - 3種の党派は主に種族と支配エリアで分けられている
 
- “Ebonheart Pact”(エボンハート協定):ノルド、ダンマー、アルゴニアンから構成され、北と東エリアを支配
 - “Aldmeri Dominion”(アルドメリ自治領):アルトマー、ボスマー、カジートから構成され、南東エリアを支配
 - “Daggerfall Covenant”(ダガーフォール盟約):ブレトン、レッドガード、オークから構成され、北西エリアを支配
 - ゲーム世界はThe Elder Scrolls V: Skyrimよりも遥かに大きい
 - カジートの故郷であるエルスウェアや、アルトマー達が暮らすSumurset Isleがゲームに含まれるが、辺境の地方など全ての地域がローンチで利用可能でない可能性もあり、拡張パック等での実装も視野に入れられている
 - 例:ウインドヘルムは存在するが、ウインターホールドと大学はローンチ時には存在しない
 - シロディールが主なPvP地帯となる
 - レベリングにおいてはこれまでのTESタイトルのようなクエストシステムが用意されている
 - Zenimax Onlineは“Hub”の無いデザインを目指しており、拠点となる少数の街にプレイヤーを留めないよう計画している
 - あるクエストではウェアウルフの登場が確認された
 - 2007年から250人規模のチームにより開発が進められている
 - ゲームはフルボイス
 - ゲームプレイは三人称視点で行われる
 - スキルを利用するためのMMOで一般的なホットバーが用意されている
 - ウェアウルフ、バンパイアはプレイアブルでは無い様子
 - ガーディアンストーンに似た形で星座が存在する
 - Imperial City(帝都)、Windhelm(ウインドヘルム)、Daggerfall(ダガーフォール)、Sentinel、Mournhold、 Ebonheart、Elden Root、Shornhelm、Evermore、Riften(リフテン)など、大量の街が確認された、
 - Radiant AIは存在しない
 - 騎乗生物が登場するが、飛行可能なものは存在しない
 - ファストトラベルは“WayShrines”(復活ポイント)として登場、プレイヤーは既に訪問済みのWayShrine間をテレポート可能
 - スニーク要素が存在する
 - プレイヤーハウスは存在しない
 - NPCロマンスや結婚システムは存在しない
 - あるクエストでは数百年前に転送される展開が見られた
 - ハイエンドコンテンツとして100 vs 100規模のPvPが用意されている
 - 採取可能な農場や採掘可能な鉱山が存在する
 - DAoC的なエリア支配やゴールの達成による党派全てに行き渡るボーナスが存在する
 - ある党派がCyrodiilを支配する場合、敵対する都市に対しKvatchを試すことが出来る(※ Oblivionゲートを解放して敵都市にダメージを与える?詳細不明)
 - エンドゲームコンテンツとして、党派間PvPに加え、各種レイドと“heroic mode”と呼ばれるコンテンツが用意されている
 - PvPはeSportsファンに適合するようなバランスが保たれたものになる
 - インスタンスではない、誰でも進入可能なパブリックダンジョンが存在する
 - インスタンス化されたダンジョンも同様に登場する
 - 戦闘中のスキル利用や行動により“finesse”が得られ、十分に獲得した場合“ultimate”が使用可能
 - “finesse”を十分に獲得し戦闘を終えた場合ルート品にボーナスが追加される
 - さらに“finesse”は、ローグが油をまき、メイジが炎を放つなど、プレイヤー間の連携でも獲得可能
 - プレイヤー間のコンボは同じ党派間のみ可能
 
[情報元:doope!さん]
「2007年から250人規模のチームにより開発が進められている」というのは、かなり大がかりな人数ですね。
日本でも、海外ゲームの中ではTOPクラスと言える認知度をもっているTESシリーズのMMO化は、果たしてうまくいくでしょうか。
また、日本へのローカライズなどもしっかりとやってくれているZenimaxさんは、本作の日本展開を期待しても大丈夫でしょうか。
2013年とリリースはまだまだ先ですが、ディアブロ3のように最初から日本が絶望視されているよりは可能性がありそうな「The Elder Scrolls Online」を応援せずにはいられませんね。
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:スカイリムの大元な話、The Elder ScrollsシリーズのMMO「The Elder Scrolls Online」が2013年に発売されるよってお話です。
:なんというか、ふらっと出てきたな……。
:まぁね。でも、MMO化の噂は前々からあったのでさほどスゴイ衝撃ってほどでもない。むしろ、日本で出してくれるかなぁ? といった期待のほーが高いかも。
:ディアブロ3は、MODが使えるかどうかわからない今は、辞書がないとできないもんな。ちゃんと日本語ローカライズされたものをプレイしたいものだ。
【アマゾンさん】
  
  
  
  



