ビジネス:コーエーテクモの2013年3月期第1四半期決算が発表された件
日本では独自の存在感を出している気がしないこともないコーエーテクモさんですが、2013年3月期第1四半期決算が発表されました。PDFはこちら。
今回も、コンシューマゲーム部門について特化した要点だけをまとめておきます。
- 会社全体としては、純利益9億3800万円を出した
- 2013年4~9月期の連結業績予想を純利益は前年同期比81%増の10億円に上方修正
- 「討鬼伝」が好調な滑り出しで「エスカ&ロジーのアトリエ〜黄昏の空の錬金術士〜」とVita用「Winning Post 7 2013」も好評だった
- 旧作のリピート出荷やダウンロードコンテンツも好調に伸びた
ざっとこんな感じでしょうか。
やはり、今回は討鬼伝という新規タイトルを作れたというのは大きかったでしょう。Vitaのハンティングアクションとしても、十分に地位を得た気がしないこともありません。また、決算短信ではフリートゥプレイについても触れられていて、通常のタイトルよりも値が張りやすいコーエーさんタイトルが今後どういったアプローチで導入してくるかは楽しみなところです。
前回に比べてかなり好調だった印象はありますが、今後コーエーテクモさんがどういった舵取りをするのかは非常に興味深いところで、また海外市場で勝負する気があるのかどうかは何とも気になるところです。……いやほら、「トロイ無双」とかありましたし……。
ともあれ、順調に企業運営出来ている様子も窺えますので、今後の新作タイトル群にも期待したいモノです。次の決算も良い結果である事を願いたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:コーエーさんは黒字で、討鬼伝とか好調だったよーって話です。
:黒字は良い事だ。その分企業が順調ってことだしな。
:何より、討鬼伝って新規IPが作れたのは良かったんじゃないかな。どのメーカーも今や新規タイトルを作るのに苦労してるから。……特にスクエニさんは新規タイトルが……なぁ……。
:なかなか売れにくい世の中だし、出せば売れるわけじゃない現状を考えれば慎重になるのも仕方がない事だろうよ。それでも失敗を恐れず作ってもらいたいとは思うがね。……もちろん、ユーザーの意に沿う形のモノだけど。
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