ビジネス:WoWのユーザー数が800万人を切ったらしい件
世界一ユーザー数が多いMMORPGとして知られているWoWことWorld of Warcraftですが、ユーザー数が800万を下回ったそうです。詳しくはこちら。
- 2010年にはユーザー数が1200万人となったが、そこから徐々に減り始め現時点で770万人になっている
- その背景として「League of Legends」などの登場が考えられているが、むしろ9年もの間人気を続けている方が特記すべきなのかもしれない
- WoWは、アイテム課金制の導入が発表されるなど賛否両論出ている
- MMOの未来がどうなっていくのかという意味で注目
だいたいこんな感じです。
WoWのサービス開始は2004年なので、9年も経てばコンテンツも古くなります。それでもなお770万人いるというのは中々に脅威的なものを感じますが、やはり時代の流れが変化しつつあるというのを強く感じる一件でもあります。
WoWと言えばアメリカで最も成功したMMOとして知られており、その存在感は圧倒的です。他社がWoWを目指しつつも結局天下を崩す事ができなかったのは、WoWが圧倒的な人気を誇っていたからでしょう。WoWの劣化的ゲームが多数出たわけですが、そこらへんも含めて今の日本のソーシャルゲーム的な市場事情に酷似している事を彷彿させてくれます。
オンラインゲームに限らず、時代は今やフリーミアムに傾いていてこの流れが止まる事はないでしょう。月額課金をしていればそれなりのクオリティが保障されるという考えは、フリーミアムの前には今は良しでも今後は難しくなっていくでしょう。メーカーとしては、まずはゲームに触れてもらわないと買ってもらえない事を理解しているからです。今後、月額課金とフリーミアムの関係がどのように扱われていくのかは、MMOがどのようになっていくのかという視点で重要になっていきます。長期的に物事をみていく必要はありますが、ユーザーにとってより良い選択が何になるのか、注視しておきたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:WoWのユーザー数がへっとるぞーって話です。
:それでも9年だろ? すげーコンテンツだな。
:いまや、オンラインゲームの在り方が変わろうとしているからね。日本だと相変わらずスクエニさん製のMMOとPSOくらいしか流行ってないけど、MMOも色々と変化しないとユーザーを捉える事は出来ないってことでしょうな。……昔はMMOに未来があると信じてたんだけどなぁ……。
:ま、読みが甘かったってことだろ。若さ故の過ちというやつだ。
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