3DS:カルドセプトを少々プレイしたのでファーストインプレッションです
先日発売された「カルドセプト」ですが、4~6時間ほどプレイしてみたのでファーストインプレッションしてみます。
ちなみに、個人的なお気に入りのカード属性は火と水です。
とてつもなく丁寧です
元々それなりの歴史があるゲームなので、今回は新規ユーザーに向けてとてつもなく丁寧な作りになっています。カードをどのように運用したらいいのか説明が入るのはさることながら、プレイ中でも迷わないようにどのカードが有効か教えてくれます。
もちろん、今までのユーザーは違和感なくプレイできるので、非常に良い出来だと思いました。
考えることが必要
カードを50枚選んで一つのブックとし、それで対戦を行うわけですが、ブックについては自分で考える必要があります。
カードのコストや種類、能力、属性などを一度で理解するには、初心者さんには難しいでしょう。
ですが、思考を巡らせて自分なりの強そうなブックを作り上げ、対戦で勝ち抜くというのがこのゲームでもっとも楽しいところです。
初めて手に取った方も、カードのアドバイスなどを参考にしつつ、自分なりのブックを作っていきましょう。
入手カードの偏り方
対戦すると新規カードが入手できますが、どのカードかはランダムのようです(あくまでも体感的なモノです)。ストーリーの強さなどでも変わってくるようですが、少なくとも序盤で10勝くらいした際の火属性カードが10枚しかない展開というのは、ちょっと泣けてきました。
もうすこし、自分が欲しい属性を選べる、くらいの変更があっても良かったかもしれません。
カードが集まらないと好きなブックを作れない
1つのブックは、ルールによって異なる場合もありますが、同じカードが4枚まで入れる事が可能です。それらを合わせて50枚とし1つのブックを作るわけですが、カードが集まらないと自分好みのブックを構築できません。そうなるまでカード集めをしなければなりませんが、結構大変な道のりです。
しかし、今自分が持っているカード内でブックを構築する、というのが本作の面白さの一つでもあるとも言えるので、ここらへんはプレイヤー個人の考え方によって変化するものだと思います。
結論
本作は、新規ユーザー獲得をするがために恐ろしいくらい丁寧にゲーム内の情報を説明しています。初心者さんにとっては凄く良い情報ですし、プレイしながら覚える事ができるのも大変良い要素だと思います。
ですが、カードを集めてブックを作る、というのは少し敷居が上がります。自分が火属性のカードが欲しい、と思ったところで中々出ない、なんてことはざらです。
自分が良いと思ったブックを作るには、カードをかなり集める必要があると思うので、そこが一つのポイントになりそうです。そういうのを余り考えず、ボードゲームで盛りあがりたいという人なら、恐らく問題はないでしょう。
また、ベースになっているのがボードゲームなので、自分の思い通りにいかないところは当然あります。ゲームにそういう部分を求めてしまう方には向きませんが、気軽にカードを使ったボードゲームをしてみたい、という人には案外向いてそうです。従来のファンは、今まで通りですのでご安心を。
では、クリア後にまたレビュー記事を書きたいと思いますので、その際は一読して頂ければ幸いです。以上、インプレッションでした!
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:カルドセプトのインプレッションをしてみました。
:ふむ。プレイしてて思ったが結構カード集めが大変だよなぁ……。
:従来通りといえばそうかもしれないけどね。でも、1枚1枚のカードを凄く丁寧に説明しているので、ブックを組むのも面白く思えて来るんじゃないかな。対戦すれば面白いゲームだと思うので、ネット環境がある人はぜひ。……わたくしは、カード集まってからやります。
:……そのカード集めに苦労してるんだろうが……。
近作はアリですね!
ぜんぜんゆっくりプレイできていませんが、感触としてはよさそうな気がします。