連載:気まぐれゲーム雑記 第1006回:海外ゲームメディアIGNの日本版「IGN JAPAN」がプレオープン
メディアが増えるのは良い事
もの申すメディアが増えるのは良きことなり
AZです。ダークソウル3に思いのほか手間取っております(すでに100レベル付近でボッチプレイ)が、PCの赤ネームが侵入してきたあたりで何とも言えない感動を覚えました。
それはさておき、数日前の事ですが海外ゲームメディアIGNの日本版「IGN JAPAN」がプレオープンしております。
ゲームを中心としたエンターテインメント情報をお届けするIGNの日本版「IGN JAPAN」が本日始動しました!本格オープンは夏を予定しています。よろしくお願いいたします。 https://t.co/o0GiwP5xs3
— IGN Japan (@IGNJapan) 2016年4月8日
ああ、産経なんですね。
IGNが日本でも展開したというあたりは、まだまだ日本のゲームメディアは伸びがありそうと言うところにはなりましょうか。運営会社が「産経デジタル」ということなので、産経がアプローチしたのか、IGNが動いたのかはわかりませんが、新しい媒体が増えるというのは喜ばしい事です。
国内ゲームメディアといえば、紙媒体を持つ「ファミ通」「電撃」「Vジャンプ」やWEB媒体の「4Gamer」などが広く知られた存在でしょう。IGNに対してどう思うかはさておいて、媒体というのは複数あって然るべきですし、色んな意見が出てくるのは良い事に違いはありません。まぁ全部見てると時間がかかるので、その中で好みで選べば良いとも思いますが。
ちょっと気になるところは、「IGN JAPAN」は運営会社が“産経デジタル”なところではありますが、レビュー記事はしっかりと辛辣なモノもそろえており、そこらへんはちゃんとIGNしているので安心できそうなところでしょうか。こういう芸当は国内メディアにはできないアプローチなので、「悪いモノは悪いと言えるからこそ、良いモノは良いと断言できる」テイストを保ち続けて欲しいところでもあります。もちろん、レビューは「レビュアーの価値観」に過ぎないので、“ただのいち意見である”というのは理解した上で読むのが一番だと思いますけど。
家庭用ゲーム機のみならず、スマホやPCと“ゲーム”も多岐にわたるような時代へと変化し、それに伴いメディアも形を変えてきてはおりますが、「IGN JAPAN」が日本で一線を画した存在になれるかどうかも見守っていきたいモノはあります。どのメディアも、独自の視点を持ちながら邁進して欲しい限りですね。
:海外ゲームメディアIGNの日本版「IGN JAPAN」がプレオープンしたよーってなお話です。
:IGNがやってきたのか。海外メディアテイストでやっていけるかどうかが焦点、か?
:ニュースは日本の人が記事を書いてるけど、レビューは海外のモノを翻訳して持ってきてる感じかな、と。正直、今更だけど「電撃」さんの“ラングリッサー リインカーネーション”のレビューは、ライターさんは何も悪くないんだけどちょっと見るに堪えなかった記憶がございまして。やっぱり、尖りすぎない程度に「悪いモノは悪い」って書き殴るのは大切だと思うのです。……日本の人でもIGNテイストのレビューになるのかねぇ……。
:むしろ、そうじゃなけりゃIGNの意味はないとも思うがな。