連載:一週間(2016年3月20日~3月26日)を振り返るコラム的な何か 第183回:日経と任天堂とWii Uが話題になった一週間
とりあえず、情報は冷静に見ましょう?
色んなゲームが渋滞です
AZです。今後、PC版「ディビジョン」「DOAX3」PS4版「ダークソウル3」Vita版「ロマンシングサガ2」を掛け持ちでやるというわけのわからない状況に陥っています。……さすがにコレだけあると、戦国立志伝まで手が回りませんでした……。
さて、2016年3月20日~3月26日までの間に一番閲覧数が多かった記事は、「日経新聞、任天堂のWii Uが年内に生産終了と報じる」でした。なかなかに反応が難しい話題ではありますが、今週はそんなWii Uを取り巻く日経や任天堂を振り返っておこうかと思う次第です。
極端な見方はしない
日経新聞が、任天堂のWii Uが年内に生産終了と報じて話題になりましたが、任天堂は「当社からの発表ではない」として、「来期以降も生産は継続して行う予定」である事を各メディアの確認取材で答えました。気になる点は、会社として公式な発表を出していないというところでしょうか。以前は日経の飛ばし記事に釘を刺した事もあったので、今回それがないというのはやはり気にせざるをえません。
今回のポイントは2つあります。その1つ目は、日経新聞は「年内に生産終了」と報じた事。これは、2016年のいつかはわからないけど生産が終わるという事であり、販売が終わるということではありません。よって、在庫がどれほどあるのかは気にしておいて良いポイントの一つかと言えます。で、もう1つのポイントは、任天堂は「来期以降も生産は継続して行う予定」だと伝えている事。来期というのは4月以降を指しており、日経の「年内に生産終了」という事がおかしいという事にはならないという見方もできるのです。
まぁそもそもに日経は飛ばし記事を書いたり何だったりという過去があるので疑ってかかってしまうのは否定できないわけですが、その一方で確かな情報を出してくるケースもあり、頭ごなしにすべてを否定するのもややもったいないところがあります。落としどころとしては、「年内という漠然と広い範囲で予測を立てたので、当たるかどうかは見守るしかない」といった感じでしょうか。まぁ、ぶっちゃけ予測なんてものはある程度言ったモノ勝ちなところがあり、今回の日経の記事における主語は大きいという雰囲気も否定出来ないわけですが、結局のところ本件は任天堂の大本命であるNXの動向次第で色々と変化がありそうな気がしないこともありません。
ゲーム好きである身としては、ハードの引退というのは実に世知辛いモノであり残念な話題の一つである事に間違いはありません。しかして、新ハードが出てくるともなれば、そちらへの期待が高まるのも間違いはないわけです。2016年内にWii Uがどうなるのかわかりませんが、とりあえずはNXに期待しすぎない程度の期待を寄せておきたいモノですね。
:日経と任天堂とWii Uが話題になっていたよーってなお話です。
:そりゃまぁ、今の任天堂についてそんな話題がでりゃ、話題にはなるよな。
:まぁ本件については、「そんな話もあったっけ?」というくらいに思っていればよろしいかと。要するに、2016年内に日経が書いた事が本当になるか否かという話だし。最終的にどうなるのか、今の時点じゃ明確にしづらいだろうからね。……よって、わたくしめはゲームを一生懸命遊ぶことにします。
:……積んでいるモノが増える一方だしな……。