連載:気まぐれゲーム雑記 第387回:PROスチーマーなるSteamウォレットコードを日本で販売するValve公認サイトが登場したので、Vプリカと比べてみた
気まぐれゲーム雑記
第387回:PROスチーマーなるSteamウォレットコードを日本で販売するValve公認サイトが登場したので、Vプリカと比べてみた
気になっておりましたので……。
私としてはVプリカがよろしい
ところで、我らがPCゲーマーが最も活用していると思われるダウンロードプラットフォームことSteamですが、日本ではSteamウォレットコード(PSNカードみたいなもの)が販売されていなかったため、クレジットカードしか支払いができない事が一つの大きなハードルとなっていました。しかし、このたび「PROスチーマー」なるSteamウォレットコードをValve公認で販売するサイトが出来たというので、今までクレジットカードを持っていない人の強い味方とも言えたVisaプリペイドカードことVプリカと比べて見る事にします。
まずは、ざっくり特徴がわかりそうな一覧表から。
PROスチーマー | Vプリカ | |
---|---|---|
価格 |
|
(+手数料200円) |
期限 | 無制限 | 1年ごとに使い切るか お金を入れる必要有り |
だいたい見ればわかる雰囲気だとは思いますが、どちらがどうお得なのかをダラダラと書いていきます。
PROスチーマー向けな人
PROスチーマーの方は、Vプリカに比べると割高になっています。Vプリカがどの金額でも一律200円の手数料に対し、PROスチーマーは、1ドル100円計算で考えるとセール中ならまだしも100ドル入れようとしたら11500円になってしまい、Vプリカよりも多めに取られる事となります。しかし、PROスチーマーは少額から使えるので、お手軽感はあるかもしれません。また、Vプリカでの決算をいちいちしなくてもよくなるという利点が生まれます。
他には、Steamウォレットは有効期限が無制限だということなので、ここも特記すべきことでしょう。極めつけは、クレジットカードを使いたくない人向けだということです。クレジットカードを使うには、住所やら何やらを入れないといけません。ですが、そういう個人情報に気を使うという人は、多少高くてもPROスチーマーの方が良いと言えます。
Vプリカ向けな人
Vプリカは、PROスチーマーに比べて手数料が一律200円なので、PROスチーマーに比べてコストパフォーマンスがよろしいです。その分、Vプリカは登録が必要だったり、期限が1年に限られていて新たにお金を入れるか使い切る必要があります。さらに、3ヶ月使わないでいると、1ヶ月ごとに125円残高が引かれる仕様になっています。要するに、安い分手間が発生します。
また、18歳未満は基本的にアカウントが作れない事になっています。問題が起きた時に厄介ですので注意しておきましょう。ですが、他の利点としては、Steam以外の決算でも使える事が挙げられます。例えば、PayPalを使った決算やGoogle Playなどです。CubeWorldの支払いもVプリカで可能でした。
結論は?
一応マニアックな使い方としては、為替相場の先を読みに読みまくってどちらが得かを考えながら使い分ける方法がなきにしもあらずです。……まぁ、一般的じゃないのは間違いなく、そこまで頑張る必要性もないかとは思います。
結局の所、ご自身の環境に合わせて使っていくのがよろしいでしょう。お財布事情を少しでも楽にしたいという人はVプリカ。個人情報やら決算時の手間やらを考えるならPROスチーマーといったところです。私としては、Vプリカで十分な気がしないこともありません。ついでに、どれだけ安値のゲームを買うかというゲームことSteamオータムセールが北米時間の11月27日頃から開始されるそうですので、今のうちにどちらか選んで入れておくのも良いでしょう。
いずれにせよ、目の付け所がシャープ的なノリでSteamウォレットが日本にやってきましたが、この勢いで是非に日本のPCゲーム市場も少しは息吹を取り戻してほしいものですね。。……いやまぁ、厳しいのはわかっていますけど。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:PROスチーマーなるSteamウォレットコードを販売するサイトが出来たんで、Vプリカと比較っといたよーってお話です。
:クレカがない人は、どちらでも好きな方を使えってレベルか。
:だね。Steamウォレットの方が安心できるって思う人もいれば、少しでも安上がりにしたいって人もいるだろうし。まぁなんにせよ、こうやってSteamの支払い方がまた一つ増えたと思えば、PC市場も活気付くこと間違いなしだと思うのです。……頑張れ、日本のPC市場!
:……頑張りだけじゃどうにもならんことってあるとは思うがね。
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