連載:気まぐれゲーム雑記 第369回:Steamのユーザー数が6500万人を突破、日本でも存在感を出して欲しい

気まぐれゲーム雑記
第369回:Steamのユーザー数が6500万人を突破、日本でも存在感を出して欲しい

もっともっと羽ばたけば良いじゃない。

頑張れ僕らのSteamさん

先日は出かけるといいつつ、出かけるタイミングを見失って日が暮れてから出るハメになったAZです。出かける予定すらままならないとはこれ如何に、と自分に反省です。

さて、「ゲームをどれだけ安く買うかというゲーム」なプラットフォームでお馴染みのSteamですが、そのユーザー数が6500万人を突破したことがほのかに話題を呼んでいます。

先日、SteamOSとSteam Machines、Steam Controllerを特色とする新プロジェクトのお披露目を行ったValveですが、新たにデジタルプラットフォーム「Steam」のユーザーアカウント数が遂に6,500万アカウントを突破したことが明らかになりました。

[引用元:doope!さん]

よし、いいぞ! もっとやれ! といわんばかりの素敵な数字です。6500万人というとイマイチピンと来ない数字ですが、感覚としては2012年の世界銀行調べ曰く日本の総人口が1.276億人だそうなので、2人に1人がSteamユーザーと思えば何となく凄さがわかりそうな気がしないこともありません。まぁ、実際はSteamが対応している全世界なので、国別で全然違った数字が出ますけど。

特に今年は昨年から見ると、

これは、本日Valveが行った発表から明らかになったもので、この12ヶ月で30%近いアクティブアカウントの成長が果たされたほか、PCとMac、Linux向けに提供するタイトルが3,000種を超えたとのこと。

[引用元:doope!さん]

といったように、30%上昇したようで、これまた凄い成長率です。これほどのユーザーを囲えているプラットフォームはそうもないでしょう。PCゲームがこれほどの存在感を出すようになるとは思ってもいませんでした。

Steam MachinesでWindowsからの脱却を、Steam Machinesでリビングの進出を狙っているValveですが、既存のゲーム機に比べると日本でも斑鳩が新しい試みとして登録したSteamGreenlightなど、かなり柔軟なスタイルが最大のウリでもあります。ユーザーとのコミュニティが上手く形成されている、とでも言うべきでしょうか。クラウドファンディングにも似たような形には思えます。

しかしてSteamが日本でも存在感を出せるのかどうかは何とも難しく、そもそもPCゲーム市場が壊滅的である事や、支払いがクレジットカードオンリーな事も、拍車をかけています。また、圧倒的なくらい家庭用ゲーム機の存在が強いので、本腰をいれない限りは新規参入が難しいでしょう。そこらへんは以前「SteamでWindows脱却を目指すValveは、今後日本でも注目される存在となれるか?」でも書いた通りではありますが、それでもPCゲームもこよなく嗜む身としては、大いに期待はしたいものです。

現在、ゲームビジネスは多様化が進んでいて、パッケージからF2P、エピソード配信、拡張的DLC、アイテム課金などなど多くの選択肢が出てきている中、Steamはユーザーとゲームタイトルを簡単に紐付けた最先端のプラットフォームと言えるでしょう。この過渡期において、Steamが日本でもその存在感を大きくアピールする事ができるのかどうかは、据え置き機の行方にも左右されそうです。日本において、どの据え置き機にも上手くいってもらいたいものですが、Steamもその存在感をより出していってもらいたいものですね。

……で、ついでに由々しき問題となっている「おま国」も早いところどうにかして頂きたく思う所存です。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:Steamのユーザー数が6500万人突破したぞーってな話題です。

しゃきーんさん:すげー勢いだな。流石はSteamさんか。

しょぼーんさん:おま国さえなければ、日本でもかなり強い存在感は出せると思うけどね。まぁ、メーカーの思惑もあるからしょうがないんだろうけど。……日本でもPCゲームの芽が出て来て欲しいとは思うんだけど……。

しゃきーんさん:なかなかそう上手くはいかないのが現実なんだろうなぁ……。

連載:気まぐれゲーム雑記 第369回:Steamのユーザー数が6500万人を突破、日本でも存在感を出して欲しいに関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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