連載:気まぐれゲーム雑記 第356回:情報を信用するもしないも個人次第な時代である事を認識

気まぐれゲーム雑記
第356回:情報を信用するもしないも個人次第な時代である事を認識

明るい未来しか想像しないというのは駄目なケースだと思う。

明るい展望だけなら誰でも言えてしまう

GTA5が終わりそうで終わらないAZです。久々に、フリーダムに暴れる事の出来るゲームで楽しんではいますけど。

さて、ファミ通ことエンターブレインのボスである浜村弘一氏が、ゲーム産業の現状と展望をマスコミに向けて語ったようです。

2013年10月11日、KADOKAWA エンターブレイン ブランドカンパニー ファミ通グループ代表の浜村弘一(以下、浜村)が、業界アナリスト及びマスコミ関係者に向けて行う恒例の講演“ゲーム産業の現状と展望<2013年秋季>”を開催した。

[引用元:ファミ通.comさん]

内容は多岐に渡っており、何となくあっていそうな、違っていそうな雰囲気を醸し出してくれています。いつかはそんな時代になりそうと思える内容は、

あらゆるゲームがハードにとらわれずボーダレスに遊ばれる時代、クロスオーバーの時代がやってくるだろう、というのが浜村の見かただ。

[引用元:ファミ通.comさん]

という部分。すでに、バンナムやスクエニはWii UやVitaで出たタイトルをスマホでも出すという手段に出ています。ですが、これが功を奏するのかどうかはさっぱりわかりません。スマホをゲーム機として扱うタイプの人も確実にいるわけで、そういった層にアピールできる強みがあります。逆に、従来のゲーム専用機でプレイしている層は切り捨てかねない施策でもありますが。

特にバンナムは、iOS向けに出した「テイルズオブハーツR」を半額の1800円で配信していますが、その半額期間を一週間延長しました。

この延長が何を意味するのかは2,3通りくらいしかないわけで、iOS7に対応したから延長したか、セールス的な問題か、もうちょっと様子をみたいと踏んだかくらいでしょうか。

いずれにせよ、バンナムやスクエニのように今まで家庭用ゲーム機と呼ばれる類で出たタイトルを、そのままスマホなりタブレットなりに持ち込むといった手段に出るメーカーは今後多くなっていく事が予想されます。メーカーがユーザーのニーズを正しく読み取ればユーザーが望むようなタイトルが出てくるかもしれませんが、正しく読めていれば苦労していないと言えてしまうのが現実でしょう。

とはいっても、PS4、Xbox One、Wii U、PS3、360、スマホ、タブレット、PCといったすべてのプラットフォームを完全に網羅したタイトルはそうそう出て来ないとは思いますが。その理由としては、資金面的な理由、ハード的な理由、ビジネス的な理由などすべてを考慮した場合、全方位でやるよりも「集中と選択」をするメーカーが多いと、私個人は考えているからです。

話を戻しまして、他に「ムムム?」と思える部分は

浜村はPS4とXbox Oneとを比較し、初期のローンチタイトルは引き分け(インディーゲームの誘致に関してはいまのところPS4が有利か)、本体価格とオンラインサービスは無料のサービスが多いPS4は有利だが、Xbox Oneでは独占タイトルとして発売予定の『タイタンフォール』のデキと評判がよく、キラータイトルになる可能性があることなどを挙げ、スタートダッシュはPS4、だが、2~3年後にXbox Oneがキャッチアップしてくる可能性がある、というのが業界の見かただと述べた。

[引用元:ファミ通.comさん]

PS4のマルチプレイはPS Plusに加入するのが前提となっていますし、フリープレイもPS Plusへの加入が条件です。それ以外の無料サービスって何があったのかなぁと。ぱっと思いつくのは、シェアボタンくらいでしょうか。どういった無料サービスが多いのかは、できれば詳しく語ってもらいたかったところです。

他にもSteamの話題とか音楽や映画配信などがゲーム市場と融合するといった「ムムム?」な話題がそれなりにありますが、挙げていたらきりがないので区切るとしまして。今回の話題は、最近話題になっている事を取り上げてマスコミに説明した程度で、前回と同様にざっくりとした説明になっています。

メディアの話題を鵜呑みにするもしないも、すべては個人の問題です。信用に足る何かがあるならそれもまた良しですが、メディアだからという理由だけで信用するのは難しい時代になりました。どのような情報が信用に足るかは個人差がありますので何とも言い様はありませんが、自分自身の意見ははっきりと持っておくと何かと良いかもしれませんね。

なお、最後にPS3の現状を説明している部分で

上半期は収穫期を期待されたが、ヒット作は『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』くらいで大きなソフトはあまりなかったのが現状。

[引用元:ファミ通.comさん]

との事ですが、売上さえ出せばヒット作となれる一例なのかなぁ? とつい考えてしまいました。何を持ってしてヒットというのか、業界の方に聞いてみたいものです……。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:また、エンターブレインの浜村氏が色々現状と展望を語っておられるよーってなお話です。

しゃきーんさん:何となく言わんとしたい事はわからんでもないんだがな。

しょぼーんさん:深く説明するんじゃなくて、浅く軽く広く説明してるから、それなりに深く情報を見ている人からは「うーん?」って思えちゃうのかもね。メディアとしての立場とか何だとか、色々あるんじゃない? ……予想屋さんというわけじゃないとも思うけど……。

しゃきーんさん:ま、ファミ通は日本だと業界最大手のメディアだからな。余りゲームをしらない人には信憑性があるんだろうよ。うちみたいな弱小ブログなんかより全然、な。

連載:気まぐれゲーム雑記 第356回:情報を信用するもしないも個人次第な時代である事を認識に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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