ビジネス:Steamで国産ゲームが増えるらしい? Valveが日本のゲーム会社と色々接触しているようです
今やPCゲーマーには必須の存在とも言えるSteamですが、その運営元「Valve」さんが日本のゲームメーカー複数と接触し、色々と模索しているらしいといった話題が挙がっています。
これは、日本ではPSPで発売された勇者30が9月28日にSteamとPLAYSIMの2つから配信されることになり、海外の情報サイトSiliconeraさんがマーベラスAQLさんのプロデューサーEsteban Jose Salazar氏にインタビュー中に語った事として、ValveがSteam上でより優れたオプションをユーザーに提供するため、日本の販売元とコンタクトを取っている、と発言した事に起因しています。
勇者30がPCでも出る事はすでに色々なところで話題にもなっていますが、Steamだと日本語版も配信されるようです。価格はまだ明記されていませんが、DLならではの抑えられた価格にはなりそうな気がします。
個人的に思うのは、Steamでは主な売買方法としてクレジットカードかPayPalが必要となりますが、PayPalもそもそもクレジットカードが必要となるので、日本での普及を狙うにはそこらへんがネックになると思います。あくまでもクレジットカードを持っている大人のみを対象にする、という手段も有りと言えば有りですが、そういう事に抵抗がある人も多いと聞きますし、どのようにクリアするのかが注目どころです。
何気に、ファルコムさんのイースオリジンも英語版のみですがSteamで配信されているので、日本でも海外と同じように、PCプラットフォームも含めたマルチプラットフォームに対応していく日が来る……のかもしれません。今後、日本でデジタル販売がどのように普及していくことになるのかというところにも注視しておきたい話題ですね。
[情報元:Game*Sparkさん]
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:Steamに日本のゲームがいっぱい増えるのかどうかわからんけど、Valve的には増やしたいってことみたいってな話題です。
:ふむ。クレカがネックってところじゃね?
:購買層の問題だと思う。それに、PCでゲームする人ってどれくらいいるのかなぁと。実際、実況動画とかプレイ動画とかを撮影している人は、それなりのPCだろうからゲームをやろうと思えば出来る環境ではあるけど、それに伴うタイトルがないってのが日本の現状だろうし。
:ふむ。問題は色々と多そうだな……。とはいえ、デジタル販売の時代は日本にも来るだろうから、メーカーさんは今からそれ相応の対応も考えておく必要がありそうだ。
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