PS3/360から5月24日発売予定の「ドラゴンズドグマ」ですが、本日24日より体験版が配信されましたので早速プレイしてみました。
先日様々なシーンを収録したトレーラーが公開されたばかりなので、期待が膨らむ中でのプレイとなります。
なお、プレイ機種はPS3です。

キャラクリエイトは好みがわかれそう

海外ゲームテイストなタイトルなので、作れるキャラクター達に結構なクセがあります。PSO2のような、いわゆる日本テイストなキャラクターを求めている方には、結構手厳しいモノがあるかもしれません。
ですが、作り込めば、恐らく許容できる範囲まで持っていけるのではないでしょうか？　欲を言えば、もう少し体パーツが欲しかったです。
あまりキャラクリエイトに興味がなくても、作る事自体は結構楽です。

動きはそこそこスムーズだけど、慣れるまで大変

動き自体は結構良さそうです。女性キャラだろうと何だろうと、あのジャンプというのはちょっと不格好ですが……。
あと、掴むなどのアクションが入っているので、ゲームスピードやら状況判断やらボタン配置やら、慣れなきゃいけないことが結構多いです。ですが、アクションとしてはそこそこ優秀な方に思います。

ポーンは頭が良い雰囲気だけど、字幕な事がネック

ポーンは戦闘において、敵の行動パターンやら何やら色々学習します。体験版だと、仲間がすでに学習済みなのかどうなのかわかりませんが、様々な行動を取ってくれます。

ですが、アクションゲームで、敵が目の前にいて、いつ襲ってくるかもわからない状況にも関わらず、仲間のしゃべっている字幕なんぞ読んでる余裕はありません。敵の行動パターンやゲームスピード、操作に慣れてやっと見る余裕が持てる、と言った感じでした。
ちなみに、字幕で画面が少々見辛い部分もあります。

ポーンとの連携にも善し悪し

ポーンは戦闘中に、色々と指示を出して来るときがあります。グリフォン戦なら、跳ね上げるから近寄れ、とか、ゴブリンなら掴まえたから攻撃しろ、などです。そのたびにカメラがそのポーンに寄るのですが（ゲーム内では共闘演出カメラと書かれています）、これが思った以上に何とも言いがたい点が2つありました。

1に、その呼んでいるポーンがどこにいるのかが分かりづらいです。カメラが寄る際に、大まかの位置はわかりますが、結局間に合わない事も多いです。また、共闘演出をされると戦闘のテンポが崩れます。その直後、どこにいるのか瞬時に把握するのは難しいでしょう。

2に、カメラがポーンに寄るのを、オプションで辞めることができますが、辞めたら辞めたで余計にどこにいるかわかりません。先ほども書いた通り、慣れていない状況だと字幕を読んでる暇はありません。

また、4人パーティになったら3人が一斉にしゃべるので、ある意味会話の乱戦状態です。英語なだけに、聞き慣れない人は余計にやかましいだけかもしれません。

カメラがちょっと見辛い

これは人に寄りにけりだと思いますが、カメラワークがちょっと近くて見辛いものがありました。注目するボタンもありますが、やはり慣れが必要です。海外ゲームのような、カメラとキャラが近くてちょっとした圧迫感を覚えるかもしれません。

結論

すべては慣れです。
それなりにハードなアクションゲームで字幕を要求されるのは結構厳しいです。
ですので、まずは操作に慣れて、直感的に行動できるくらいまで慣れれば、字幕を一瞬見るだけで判断、という事も可能になります。
ですが、慣れていないと、ポーンと一緒に戦う、ではなく、ポーンが勝手に戦っている、という印象が強いでしょう。
どうせ慣れるまで字幕を読む余裕がないなら、思い切って字幕を消しちゃうというのも手かもしれません。実際消したら消したで、結構快適に思えています。

最近のアクションゲームにしては、そこそこ優秀な方だと思います。ですが、モンスターハンター系列ではありません。あれとは違ったタイプだと思っているのが無難でしょう。
また、グローバルな展開を狙ったのもあるのでしょうけど、仲間との共闘を主軸に置いた本作で字幕という点が少々もったいないものを感じました。
気になる方は、体験版を2回はプレイすると良いでしょう。1回目は、わからないからそのままで。2回目は、オプションをしっかりと設定して。それなりにオプションで弄れる事があります。ぜひ、活用してみて下さい。

以上、体験版インプレッションでした！