マルチ・『From Dust』の海外レビューは高評価のようですが……?
『From Dust』は、Ubisoftの出すダウンロードタイトルとして配信予定のサンドボックス型ゴッドゲームです。昔風に言えば、ポピュラスのようなジャンルのゲームですね。7月27日よりXbox LIVEアーケードにて配信が開始されたため、海外レビューが届いています。おおむね評価はよさそうですが、どうなんでしょう。
以下、一部抜粋。
●Digital Spy: 10/10
ちっぽけな水滴が巨大な潮波へ、一粒の砂が雄大な山巓へ。全ての要素が一体化し、『From Dust』をプレイせずにはいられない様な最も美しいXbox LIVEアーケードゲームの一つへと創り上げている。
●Eurogamer: 9/10
『From Dust』は最高潮なアイディアの集まりで、大部分の愉快さやゾッとする様な自然の摂理はプレイヤーに卑下と興奮を感じさせるだろう。……だがまだ始まりである様に思える、物語の1つが語られているにすぎないからだ。これは小さなパッケージの巨大なアイディアであり、Ubisoftが示唆した様に続編が出る事を願ってやまない。そうなる様に祈ろう。
●Official Xbox Magazine: 8/10
時に支配する事が楽しいというよりも作業に感じてしまっても、『From Dust』の柔軟な世界は力を行使する事に夢中にさせてくれる。自然のサイクルに反した資源のジャグリングとレーシングは全てのプレイヤーの為のものでは無い。ステージが次第に難しくなっていくにも関わらず、一定のリズムを壊す様なクライマックスは本当に存在せず、より興奮が無くより穏やかに作り上げられている、サラリーマンの様なプロセスだ。
●Joystiq: 7/10
奇妙な事に『From Dust』が邪魔するのを辞めてプレイヤーにただ楽しむように言うと……プレイヤーは楽しめるのだ。率直に言えば、実質的に本作を“ゲーム”へと作り上げている要素を剥ぎとり、メカニックのベースを遠くへ投げ出す事によって、『From Dust』はついに輝きを帯びる。
●Destructoid: 5.5/10
最悪なのは、常に無力を感じる事と、ヒジとケツの違いも言えない様なキャラクター達にイライラする事だ。力強い山の輪郭や刻まれた水路は他のより斬新なゲームと比べても素晴らしいギミックだが、主要なコンセプトとして考えると、その他の点で完全な体験を作り上げるような強度には至っていない。
[情報元・Game*Spark]
ちなみにこの『From Dust』、今回はXbox LIVEアーケードのみですが、PS3版・PC版と予定しております。PS3版は未定、PC版は8月17日に配信予定です。
[海外公式サイト]
個人的な印象としては、シムシティの神モードが創作ゲームになったらこんな感じではないかと想像してます。シムシティの神モードが好きな方、でも決して市長やプレジデンテになって街を運営したいわけではない方、大自然を作っていくことに興味はあるが、Vueなどの本格画像作成ソフトは難しくて無理という方に、『From Dust』は合うかもしれません。ただ、「自然作成」と「ゲーム」を無理に合わせた感もあり、そのあたりのバランスがどうなのか心配ですね。今までにないジャンルだと思うので、興味は尽きません。が、願わくば日本語版が欲しいです。このようなタイプのゲームは、英語がわからなくても何とかやれてしまう場合もありますが、『From Dust』はどうでしょうか。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:これ面白そうだな! やらないのか?
:迷い中~。PC版が出たらやってみようかなーとは考えてるんだけどね。
:実は俺、こういう創作好きなんだ。
:そうなの? じゃあ買うといいよ? そして僕に感想プリーズ。
:俺に買わせようとすんな。
:君だって、僕が買ったら借りようとでもたくらんでたんでしょ?
:ばれたか……そのとーりだ。
:お互いやってみたいけど、買うぞ! って勢いもないのな。
:そうなんだよなぁ……英語ってところが、やっぱりネックなんだよな。
:僕はもうちょっと、いろんな人のレビューが見たいかな。
:日本語だったら即買いだったかもしれんのに。
:君は本当に日本語オンリーだねぇ。