FFXIVは、スクウェア・エニックスが開発したＦＦシリーズの14作目。オンラインゲームとしては、ＦＦXIに続き2作目のＭＭＯＲＰＧとなります。

Windows版は2010年9月30日に発売され、PS3版は当初2011年3月上旬の発売を予定していたが延期され、いまだ発売時期未定のままです。

FFXIVはクローズドβの頃から酷評され、オープンβでもまるで直っていない数々の内容に、驚いたファンも多かったのではないでしょうか。そしてまさかの「そのままで本番」をむかえ、海外からも酷評を受けました。更に開発会社自体にも問題があるようにしか見えない体制が、ユーザー離れを増長させたのかもしれません。

そんな中開発組織を一新して再出発したFF14ですが、新開発メンバーのインタビューが掲載されました。

以下、引用まとめ。

• PCゲーム世代とPS3世代はMMOを経験しているか否かなどの差があるから、PS3版は当分無理。でも、MMO初プレイヤーでも出来るくらいの優しいUIを作るよ！
• そもそもPCゲームとして出したのに、コントローラ必須な状況になってごめんなさい。なんとかします。
• PTメンバーの人数制限を変えたから、快適になってるよ！
• 今までの閉鎖された開発じゃなくて、ユーザーの意見を取り入れるためのフォーラムとかちゃんと活用してね！
• フィジカルレベルを廃止するよ。ついでに、オートアタックはMMO標準だから入れるよ！FF11に戻るわけじゃないんだからね！
• FF14らしさは、何でもその時のシチュエーションで楽しんでね！ってことで。
• 課金の開始時期は考えてませんので、頑張れるだけ頑張るからよろしく！

［情報元・4gamer.net］

管理人もFF14のベータをやりましたが、なんというか、うん。酷かったです。それなりに結構な数のMMOをやってきましたが、何が面白いのかわからない、というゲームを久々に見た気がしました。
今回このインタビューを読んで気になったのは、結局FF11と何が違うかがよくわからない、と言うことでしょうか。少なからずとも、FF14を必死に立て直そうというのはわかるのですが、FF14をFF11化したいのか、どうなのか。
意見を開発にフィードしているユーザーはFF11ユーザーが大半でしょうから、FF11化を望むのが無難な道でしょう。立て直すにもわかりやすい道筋だし、開発としてもわかりやすい。でも、それってゲームとしてはどうなんだろう？　と思う部分もあります。

何はともあれ、システムの根幹からユーザーに受け入れられなかったのだから、この際とことんFF11と差別化を図りながら開発していくのも良いかもしれません。