連載:気まぐれゲーム雑記 第1001回:FF15の1000万本に関する報道は、開発費回収の本数ではなく販売目標本数という事だそうです

強気に出るだけの事はありそうな流れ?

とりあえず、情報は正確であって欲しい

AZです。Steamのライブラリは充実していくし、家庭用ゲーム機のゲームも増えていくのに、プレイする時間がないことだけが本当に口惜しいです。

それはさておき、FF15の開発費回収に必要な本数は1000万本という報道が出たのですが、実際は開発費回収の本数ではなく販売目標本数という事だという記事が公開されております。

スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーXV』について、「本作の開発費を回収するためには、ワールドワイドで1000万本の販売が必要」と、ディレクターの田畑氏が発言したという記事が一部で報道されている。その発言があったロサンゼルスでの会見には、ファミ通.com記者も会見に出席していたが、あくまで目標販売本数という認識。そこで、改めて田畑ディレクターにコメントをいただいた。

「1000万本は採算ラインとは一切関係ない、プロジェクトチームの自主的な目標ですね。正直ちょっと大きすぎる数字ですが、この大台に近づくには何が必要なのかを考えることが重要だと考えて、あえて大きな目標を掲げて取り組んでいます」(田畑氏)

あくまで、ワールドワイドでの販売目標本数について1000万本と発言したもので、回収に必要な費用についての回答ではなかったことをここで明記しておきたい。

[引用元:ファミ通.com

という事だそうです。

そもそも1000万本販売できれば回収できるといった話題は海外メディアから出てきたわけで、誤訳なのか意図したものかは何とも言いがたいところですが、何はなくとも1000万本を目標にしているというのが事の真相になります。まぁ、FF15はヴェルサス発表から見ても発売まで10年の歳月を費やしており、そういった要素が1000万本で回収といった話題に信憑性を持たせた様な気がしないこともないわけですが、田畑ディレクターが販売目標だと答えている以上はそういうことに違いはありません。

一方で、1000万を実現できるかと問われたら、当然日本だけでは到底無理なわけですが、例えば「Grand Theft Auto V」は全プラットフォームの累計が5100万を超えるような結果を出しており、数字だけを見れば海外市場を考慮すると不可能な目標というわけでもないでしょう。もちろん、今のFF人気なるモノが海外でどれほどの規模なのかはさっぱりわからないので、実際目標に届くかどうかは別問題ですが……。

また、FF15は現時点だとPC版の登場も噂され続けており、海外の販売店GameStopがPCのロゴも入ったFF15の広告を出した事でさらなる話題を呼びました。現時点だとGameStopの広告は修正されてはいますが、やはり販売数を伸ばすなら出せる市場には出した方が正しい事に違いはないでしょう。

ともあれ、発売日も決まって何かと話題を振りまいたFF15ですが、世界中から注目される大作ということでその出来映えも見どころの一つにはなりそうです。発売後、どのように評されるのかも含め、その登場を楽しみにしておきたいですね。

連載:気まぐれゲーム雑記 第1001回:FF15の1000万本に関する報道は、開発費回収の本数ではなく販売目標本数という事だそうですに関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:FF15の開発費回収は1000万本報道は、販売目標本数が事実だったよーってなお話です。

しゃきーんさん:ふむ。まぁ普通は目標を言うよな。

しょぼーんさん:そだねぇ。まぁぶっちゃけ、目標がいくつだろうと何だろうと、面白いか否かが最大級に重要なわけで、どれだけ売れても面白くなかったら話にならんと思うのですよ。なので、「良いモノだから売れた」と言われる様な代物になって欲しい限りっすな。……あえて、FFと同じ週に発売するゲームがあったら、それはそれで興味深いよね……。

しゃきーんさん:……流石に回避するんじゃね?

記事にコメントを書く