とりあえずは良い方向のようです。
何はともあれ業績改善をし続けている任天堂ですが、平成27年3月期決算短信を公開しました。ざっくりまとめると次の様な感じ。
平成27年3月期決算
- 売上高:約5497億円
- 営業利益:約247億円
- 経常利益:約705億円
- 純利益:約418億円
平成28年3月期 連結業績予想
- 売上高:5700億円
- 営業利益:500億円
- 経常利益:550億円
- 純利益:350億円
以上となります。
好調な結果になった理由として、3DSラインナップは「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS」の大ヒット、「トモダチコレクション 新生活」「マリオカート7」「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D」が順調に推移。また、「マリオカート8」「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」が大ヒットが上げられています。また、別の要因としては、「期末のドルの為替相場が想定を上回る円安となったため、期末日(平成27年3月末)時点の当社の保有する外貨建資産を同日の為替相場で評価したことで発生した評価益などにより、経常利益及び当期純利益が想定より増加」もピックアップされています。
次期の見通しは、3DSだと「マリオカート8」や「大乱闘スマッシュブラザーズfor Nintendo 3DS / Wii U」の追加コンテンツを出して稼働率を上げる事や、「リズム天国ザ・ベスト+」「ファイアーエムブレムif 白夜王国・暗夜王国」などの自社ソフト、サードパーティーからの有力ソフトを予定。Wii Uでは「Splatoon」「ヨッシーウールワールド」「Mario Maker(仮称)」を予定。amiiboは、フィギュア以外のカードタイプやあみぐるみを発売しラインアップを充実。また、3DS向けにNFCリーダーライターの発売を予定。最後に、スマートデバイス向けゲームアプリを年内に配信開始し収益を見込むとの事です。
数字だけ見れば好調な結果とも言えますし、かなり改善したという事が窺えます。ですが、その一方で売上高は前期比3.8%減という事で、ゲーム事業すべてが改善されたというわけではないことも窺えます。その減少分をどこで補うかという問題ですが、そこらへんをスマートデバイス向けアプリでどこまで補えるか、というところでしょうか。
あとは、平成28年3月期の予想を見るに、現時点で急激に改善するような何かがあるわけでもなし、結構現実的な数字を出してきています。何はともあれ黒字化には成功していますので、今回の予想からマイナス方面へブレない事を願いつつ、任天堂らしい業績なるところを目指して欲しい限りですね。
[情報元:任天堂公式サイト(PDF)]