任天堂、平成30年3月期 第2四半期決算を発表。Switchの販売目標を1400万台に上方修正

任天堂

Nintendo Switchの安定供給が求められている任天堂ですが、平成30年3月期 第2四半期決算を発表しました。該当ページはこちら

業績をざっと見ると、売上高が3,740億円、営業利益が399億円、経常利益が695億円、四半期純利益が515億円と、全体的に増収増益になっています。特に主力のNintendo Switchについては、ハードウェア販売台数が489万台、ソフトウェアの販売本数が2,202万本になったとの事です。この点だけを見ても、発売から半年程度で1台につき4.5本程度のソフトが買われているという結果がわかります。

今回の第2四半期については、全世界合計でNintendo Switch向けに「スプラトゥーン2」が361万本、「マリオカート8 DX」が442万本、「ARMS」が135万本を記録し、すでに発売された「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は193万本の売り上げで、累計470万本になりました。3DSについては、New 2DS LLが好調でハードウェアの販売台数が286万台になった一方、ソフトウェアは前年同期比が28%減という結果でした。他にも、ダウンロードビジネスはNintendo Switchのダウンロード販売が好調でダウンロード売上高合計が228億円(前年同期比55%増)を記録。スマートデバイスビジネスは、「スーパーマリオ ラン」「ファイアーエムブレム ヒーローズ」が好調で179億円(前年同期比426%増)になったとの事です。

今回の決算で特記すべきは2点で、まず営業利益と経常利益が共に赤字を脱したという点です。これは、しっかりと業績を上げられているという証拠であり、間違いなく良い事に違いはありません。もう1点は、元々2018年3月までにNintendo Switchの販売目標を1400万台に上方修正した事。こちらについては、任天堂の君島社長が“きちっと生産できる見込みが立った”ことを伝えており、今後供給が安定していく流れになっていく事が予想されます。あとは、どれだけ早く普及していくかが焦点でしょうか。

もはや、Nintendo Switchは好調な推移を辿っていると判断するに十分な結果とも言えますが、第3四半期には「マリオオデッセイ」や「ゼノブレイド2」といったNintendo Switch向けタイトルが控えており、いわゆる年末商戦がどのような結果を見せるかが注目されます。供給は安定していくでしょうから、今後の推移も楽しみにしておきたいですね。

任天堂、平成30年3月期 第2四半期決算を発表。Switchの販売目標を1400万台に上方修正に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:任天堂が平成30年3月期 第2四半期決算を発表だよーってなお話です。

しゃきーんさん:好調、という他ないな。

しょぼーんさん:しかも、販売目標を上方修正って、かなり強気だね。目処が立ったといっている以上は、それだけの数が用意できるってことなのだから、あとは売れるか否かの勝負になるんじゃないかな。2017年内は勢いがあるだろうから、2018年に向けて色々と仕込んで欲しい限りだね。……何はともあれ、Nintendo Switchは成功傾向でほんとによかったですよ。

しゃきーんさん:今後、安定供給できるようになったらどれくらい売れ続けるのか、楽しみにしておきたいな。

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