連載:気まぐれゲーム雑記 第1070回:YouTube Gamingが、世界25ヶ国で集計した人気タイトルたちの統計情報を公開

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色んなモノが普及すれば良い

独自な市場でも、それはそれでいいじゃない

AZです。急に寒くなってきた昨今ですが、さっそく風邪を引きそうな予感で非常に困っております。

それはさておき、YouTube Gamingがが世界25ヶ国で集計した人気タイトルたちの統計情報を公開しています。くわしくはこちら

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[引用元:YouTube Trends

日本は、なかなかに独自路線ですね。

ざっくりと説明しますと、上の図は25ヶ国を対象に視聴規模ランキング25タイトルの中からランク入りした作品の普及度をまとめたモノになっており、緑のマークは普及しているという判定になった国に付けられています。よって、MinecraftとGrand Theft Auto Vの両タイトルは、25ヶ国すべての国でランク入りした、という事になるわけです。

また、下の図はその国のみで人気が高いタイトル、という事になります。日本だと「パズドラ」、アメリカだと「Madden NFL」、ロシアだと「S.T.A.L.K.E.R Shadow of Chernoby」といった具合になっており、どの国も何となくお国柄を反映した様な結果が出ています。まぁ、ブラジルはLegoに由来がなさそうなモノが人気高いそうで、どういうお国事情なのかが知りたいところでもありますが……。

これらの図を見て分かる事は、日本は世界的に人気であろうタイトルが5タイトルしかランク入りしていないという結果であって、グローバルな市場とは違った市場を形成している事が窺えます。元々日本は独自の市場を形成していると言われていたところもありましたし、その結果が動画の視聴規模に出てきたという話とも言えるでしょう。もちろん、ゲームしている側ならば、独自な市場を形成している事が良いか悪いかなんて気にせず、何となく「そういう話もある」くらいに思っておくのが無難ですが。

しかして、グローバルに展開している大企業は、そこにどうにかして自社タイトルを入れ込みたいというのが本音でしょう。日本で言えば、FF15が入るのかどうか、という話になってきましょうか。そもそも、ストーリー性があるRPGである以上動画配信をどこまで許容しているのかわかりませんが、配信が許容されるならそれ相応に人気が出る事も間違いはなさそうです。

ゲーム動画事情といえば、海外だとTwitchとYouTubeのサービス合戦に発展しそうな雰囲気になっておりますが、あとはゲームのセールスへと繋がるのかどうかが一つの焦点にもなっている気がしないこともありません。各国を取り巻くゲーム動画事情も色々と違うでしょうが、日本は日本でうまいこと盛り上がり続けて欲しい限りですね。

連載:気まぐれゲーム雑記 第1070回:YouTube Gamingが、世界25ヶ国で集計した人気タイトルたちの統計情報を公開に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:25ヶ国を対象に、YouTubeの人気タイトルがどれだけ普及してるかっつーのをYouTubeが発表してるよーってなお話です。

しゃきーんさん:グローバルに見ると、日本は普及してるタイトルが少ないんだな。

しょぼーんさん:ま、元々そういう市場だと言われてたしね。表現的な問題もあるわけで、仕方がないところもあるんじゃない? 動画配信する人なんかは気にしてみるといいかもしんないけど、普通に遊ぶ分にゃ好きなモノを遊べばいいと思うわけです。……わたくし、今ゲームを3個くらい同時進行してて、頭が混乱してきてるんですけど……。

しゃきーんさん:……なんで同時進行しようと思ったんだよ……。

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