Windowsで囲い込むわけです。

XboxとWindowsの融合

AZです。暑いのか寒いのか、はっきりしてくれとしか言えない今日この頃です。

それはさておき、Windows10版「Quantum Break」はWindows Store独占になるとMajor Nelsonがpodcastで語りました。大元はこちら。

マイクロソフトがXbox One向けタイトルをWindows10に出す事で、Windowsとの融合を果たそうとしている動きはよく見られるようになりました。ここらへんの事は、Xbox事業に対するネガティブな行動ではなくPC向け事業にきちんとアプローチする、といった見方の方が良いでしょう。WindowsとXboxを抱えるマイクロソフトですし、どちらも事業として伸ばす事ができればそれに越したことはないわけです。

その一方で、PC市場最大勢力と言っても良いSteamで出さないというのも、想定の範囲内といったところでしょう。まぁ、SteamとXboxが連動する？　といった噂も出ているようなので今後はわかりませんが、現時点ではまだ一線をおいたままの状態でやっていくのは間違いなさそうです。何より、今後PCはWindows10がメインになりますし、必ず同梱されているWindows Storeをマイクロソフトが活かさないわけはありません。……IE（インターネットエクスプローラ）の歴史を見ているかのようで、何ともアレなところはありますが……。

こと、日本においてはXbox事業自体が何とも厳しい立ち位置になっているわけですが、PCの方はといえばSteamのさりげない台頭で若干ながらも日本のPCゲーム市場が注目される節が多くなってきました。そういった意味では、XboxとPCの両輪でやっていくというのは無難な手段ですし、マイクロソフトとしては今後XboxとWindows Storeの両輪をどれだけバランスよくしていくのかが焦点になるでしょう。

PCゲーム市場は、Steamという大きな存在がいる中で、今後Windows Storeがどれほどの存在になるかは大きな見どころといえるでしょう。マイクロソフトの手腕を上手いこと見せつけて欲しいモノですね。