連載:一週間(2016年8月21日~8月27日)を振り返るコラム的な何か 第205回:Steam版「超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth1」のリージョン規制が解除されてほんわか話題になったらしい一週間

ネプテューヌ

色んな市場を活性化させましょう?

すべてはメーカーのさじ加減

AZです。ちょっと痛くて生々しい話をしちゃうのですけれども、先日爪をぶつけて悶絶してのちに、少し浮いた感じになりまして。その後しばらく放置したあと爪を綺麗に切り始めたところ、何故か今頃わんさか血液なるモノが出てきてしまって、痛くないのに出るというのはどういう状況だ? とすっごく冷静な自分に驚いてしまいました。

さて、2016年8月21日~8月27日までの間に一番閲覧数が多かった記事は、「Steam版「超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth1」のリージョン規制が解除、公式に日本語が追加」でした。実に良いことですね。というわけで、そんな日本のSteam環境をゆるっと振り返っておきましょう。

おま国解禁にやる気を出すかどうかと、海外メーカーが出したモノをどう扱うか

以前コンパイルハートは、Steam版のネプテューヌシリーズの日本語版を制作すると明言していましたが、その第1弾という感じでこっそりとSteam版「超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth1」の日本語版が配信開始されました。配信開始、というとちょっと語弊があるわけで、実際は「日本語を追加した上で、リージョン規制を解除した」のですけれども。

つまり、Steam版「超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth1」は絶賛おま国扱いなタイトルだったわけで、それが2015年1月の話です。それが約1年半経過してからSteam版に日本語を追加すると明言したわけで、その1年半に何が起きたのかというのは大変興味深いところにはなりましょうか。Steamのシステム的な事などが広く周知されてきた結果かもしれませんし、何よりFFシリーズがさりげなく配信されているというのは、それ相応に大きな注目点だったのかもしれません。

コンパイルハート以外にも、スパイクチュンソフトが“ダンガンロンパ”シリーズに日本語を追加した事もほんわかと話題になりましたが、こういった動きは日本のPCゲーム市場を色々と見直そうという動きにも見てとれます。私としては、以前から申し上げております通り、独占とかそういったハードメーカーが武器としたいタイトルは仕方なしとして、そうじゃないメーカーは出せるならどのデバイスでもプレイできるようにするのが理想だと思っています。もちろん、それはただの理想であり、世界樹の迷宮みたいなマップを書く事にダンジョンRPGの面白味を見出そうとするタイプのモノはどう見ても他ハードじゃやりづらいのはわかりきった事なので、結局はケースバイケースでもありますけど。

長年、日本のゲーム市場としては日陰な存在だったとも言えるPCゲーム市場ですが、ここにきてしっかりと「日本メーカーのゲームが日本から買えるor日本メーカーのゲームに日本語が入っている」というのは、当たり前の事ながらに喜ばしくも思うところはあります。まだまだおま国をしているメーカーもありますが、色々と解禁されていく事を余り期待しない程度に期待しておきたいモノですね。

連載:一週間(2016年8月21日~8月27日)を振り返るコラム的な何か 第205回:Steam版「超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth1」のリージョン規制が解除されてほんわか話題になったらしい一週間に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:Steam版「超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth1」のリージョン規制が解除されてほんわか話題だったよーってなお話です。

しゃきーんさん:おま国は、サクッと解除して欲しいとは思うよな。

しょぼーんさん:メーカーとして色々あるのだろうけどね。でも、やっぱ色んな市場で売れるようにした方が良いとは思っているよ。別に特定のハード云々なんぞいうつもりはないし、そもそもゲーム市場全体が盛り上がれば良いと思っておりますので。……セガとバンナムが全部解除したら、一大事件みたいに取り上げられそうだよねぇ……。

しゃきーんさん:まぁ、それは確かにスゴイ事かもしれんが……。ほんとにそんな日は来るかねぇ……?

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