連載:気まぐれゲーム雑記 第986回:Vita TVが2月末に出荷完了したそうです

Vita TV

需要がありそうで、コア狙いになってしまった

一定の役割を果たしたようです。

AZです。KADOKAWAとはてなが作るWEB小説サイト「カクヨム」なるところがオープンしまして、今後どういった小説が出てくるのかさっぱりわかりませんけど、ホラージャンルのこれだけは読む価値があると思えました。リアルなホラーです。

それはさておき、VitaのゲームをTV画面でできる事をウリとした「PlayStation Vita TV」が2月を以て出荷終了した事が伝えられています。

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、テレビとHDMI接続してゲームプレイなどが可能な「PlayStaton Vita TV(PS Vita TV)」の出荷を2月末を持って完了する。2013年11月の発売以降、約2年3カ月での販売終了となる。

SCEでは、出荷終了の理由について「Vita TVの役割は、手軽に手にとってテレビでゲームを楽しんでもらえること、ゲームから遠ざかってしまった人に再び触れてもらう機会を作ることだった。現状、PS4が販売好調で、Vitaも日本国内で好調となっており、一定の役割を果たした」と説明している。

日本以外でも海外でPlayStation TVの名称で展開していたが、それらも終了。累計の出荷台数については非公開。

[引用元:AV Watch

まぁ、やむなしですかね。

この情報を出しているのがAV Watchというあたりに何か心温まるモノを感じさせてくれますが、2年と少しで販売終了ということで、やはり厳しい推移だった事が予想されます。あとは、海外展開も終了するということで、海外でのVita TV事情も同様だった様にも思えます。

こうなると、在庫は出荷している分だけとなるので欲しい人は早めに入手する必要がでてきますが、それとあわせて今後Vita TV対応ゲームも減っていく事が予想されます。残念ではありますが、企業がビジネスとしてゲームを作っている以上は、やむなしという他ないでしょう。

また、「一定の役割を果たした」という事で、Vita TVと同様のモノが出てくる事はない事も窺えるところでしょうか。PS4をメインにしたいソニーとしては、海外ではすでに家庭用ゲーム機の主流をPS4にする事に成功しているわけですし、今後はVitaのような携帯ゲーム機をどう扱っていくかにもスポットが当たりそうな話題とも言えます。

2016年は、日本でもPS4がどれほど話題を引っ張れるかが注目されている年ですが、その一方でスマホを中心にゲームを取り巻く環境が変化している日本においては、携帯ゲーム機市場がどう変わっていくのかも見ておきたいモノはあります。ゲーム好きにとって、良い話題が出てくることを願いたい限りですね。

連載:気まぐれゲーム雑記 第986回:Vita TVが2月末に出荷完了したそうですに関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:Vita TVが2月末に出荷完了したよーってなお話です。

しゃきーんさん:ふむ。終了してしまったか……。

しょぼーんさん:面白ガジェットの領域を脱せなかったのは残念かな。まぁ、「携帯ゲーム機のゲームをTVで」というのは、最終的にPS4でいいじゃないというオチになるんだけど、PS4が盛り上がるまでのつなぎにはなったのかなぁと思ったりしなくもないっすな。……対応ゲームが減っていくのかと思うと、何とも切ないよね……。

しゃきーんさん:まぁ、どうしょもない話ではあるがな……。

記事にコメントを書く