規約違反はダメなのです

ルールはきちんと守りましょう

AZです。ちょっと読み溜めていた漫画を一気に読みましたところ、無性にレビューが書きたくなる症候群に襲われました。……そのうち、何かやりだすかもしれません。

それはさておき、Riot Gamesが“G2A”に対し「League of Legends」プロチームのスポンサーになる事を禁止にしたという話題が出ております。

人気MOBA『League of Legends』の開発・サービス運営として知らえるRiot Gamesは、ゲームプロダクトキーの売買を仲介する「G2A」に、『LoL』プロチームのスポンサリングを禁止する処分を下した。海外メディアThe Daily Dotが報じ明らかとなったもので、Riotのスタッフも海外フォーラムRedditにて処分を認めている。

G2Aは多数の『LoL』プロチームをスポンサリングしており、海外ではCloud9やCounter Logic Gaming、H2Kなどと契約を結ぶ。Riot Gamesはこれらのチームに、年末開催の大会「World Championship」でもG2Aのロゴを使用しないよう要請しているという。国内でも、G2Aは強豪チームのDetonatioN FocusMeなどとスポンサー契約を結んでおり、このままG2Aが『LoL』シーンから撤退した場合には国内外での大きな影響が懸念される。

原因となったのは、Riot Gamesが『League of Legends』の規約で禁止している「アカウントの売買」を、G2Aがサイト上で仲介していたことだ。現在もG2Aのサイト上では2500円前後でレベル30のアカウントがIP付きで売買されているが、Riotはこういったアカウント売買や他プレイヤーによるプレイ代行を禁止している。また、これらの行為はRiot Games主催のプロリーグ「LCS（League of Legends Championship Series）」のルールブックでも禁止されている。

［情報元：Automaton］

規約違反は、お話になりませんねぇ……。

“G2A”はPCゲームの「鍵屋（シリアルキーだけを取引しているサイト）」なわけで、国内外で個人ブログからズズイとパートナーシップ契約を結んでいますし、その動きを加速させています。実際、当ブログも“G2A”とパートナーシップ契約を結ばないかというお誘いメールを頂戴したことがありまして。いやほんと、当ブログのような零細ブログにまで営業活動がくるというのは、実に商売根性たくましいと感心しきりなわけですが、結局当ブログに今G2Aの広告がないというのがすべての答えで、「契約しなかった」という経緯があります。

なぜに契約しなかったのかと言えば、ただ単に私自身が「G2Aを信用できなかった」というだけの話です。パートナーシップ契約というのは、要するにアフィリエイトプログラムに参加して収益を得ようぜ？　という内容ですが、シリアルキーがどこのモノかはっきりしないというのは結構気になるところなわけでして。使うも使わないも自己責任であるという考えは変わらないのですが、私自身が信用できないモノを常時目に付くように広告として自分のブログのサイドに置いておくというのは、いくらなんでも無理すぎると思ったわけです。

で、今回の一件というのは、国内だと「DetonatioN」などプロゲーミングチームがその影響を受ける事になります。スポンサーになる事を禁止した以上、そのままスポンサーであり続けたらRiot Games主催のプロリーグ「LCS（League of Legends Championship Series）」に参加できなくなるわけです。すでに決定事項になっているようですし、今後の対応が見守られる事になります。

安い鍵屋を使うのは完全なる自己責任であり、安ければすべて良しという事はありません。当然、ある程度“信用”が必要になります。おま国されてしまったゲームのキーなどをお求めの際は、すべて自己責任であることを踏まえた上でお買い物をするようにしましょう。