連載:気まぐれゲーム雑記 第1085回:任天堂、USJ以外にもハリウッドやオーランドで任天堂ゲームの世界観をリアルに再現する テーマパークを展開
“任天堂ゲーム”に客を取り込めるか
色んな方面にアピールして欲しい
AZです。「面白い」や「つまらない」は所詮主観ではあるのですけど、「根拠のある面白さ」や「根拠のあるつまらなさ」というのは、否定しないでじっくりと理解をした方が次に繋がると思う今日この頃です。
ユニバーサル・パークス&リゾーツ(本社:米国オーランド)と任天堂株式会社(本社:京都市南区、代表取締役社長:君島達己)は、本日両社のパートナーシップにより、任天堂ゲームの世界観を再現し、来場者にゲーム世界を実体験していただけるテーマパークを大阪、米国オーランド、ハリウッドの3か所において展開することをお知らせします。
この詳細は後日各地域から発表させていただきますが、皆様には一例として、お馴染みのマリオやその仲間たちと出会い、ハテナブロックやパワーアップアイテムなどのアイテムを目の当たりにし、巨大なパックンフラワーが急に動き出すような、任天堂ゲームならではの楽しく独特な世界を実体験していただく予定です。
そして、このプロジェクトには、任天堂のキャラクターと世界観を生み出した任天堂のゲームオリジナルの開発者たちと、ユニバーサルの大人気テーマパークを支えるクリエイティブチームが一丸となって取り組んでいます。両社が目指しているのは、任天堂のゲームキャラクターたちに新たな息吹を与え、そのアクションや冒険を、ユニバーサルのテーマパークで現実の体験にすることです。両社はそれらを実現するために、今までにない革新的な手法を用い、ゲーム画面で体験していた冒険や、ドキドキするような楽しさ、他にはない斬新さをリアルに再現して、実際に体験いただけるようにします。
[引用元:任天堂]
さて、どうなるでしょうね?
任天堂が、USJと手を組んで事業展開するという話題は以前から出ておりましたが、いよいよ正式に発表する段階に進んだようで、今後どれだけ広がりを見せるのかが注目どころにはなりましょうか。最初の発表は近い将来である事を告知しているので、実際どういったアトラクションが出来上がっていくのかは暖かく見守りたいモノがあります。
今回の発表にあるような、「ゲームに興味があるかどうかも分からない多くの人達」が集まる場に自社のテーマパークを出せるというのは、任天堂の持つ強みの一つとも言えます。Wii Uで任天堂のテーマパークたる「ニンテンドーランド」なんてゲームも出したりしておりましたが、実際に存在するテーマパークにて自社の本業たるゲームにどこまで客を取り込めるのか、暖かく見守りたいところとも言えます。
また、世界的に人気なIPを抱え込む任天堂らしく、USJ以外にもオーランドやハリウッドでの展開も行うというのは、実に良いアピールになるのではないでしょうか。海外ではどういった反応があるのかも、しかと見ておきたい情報の一つに違いなさそうです。
他のスマートデバイス事業なども含め、すべては本業たるゲーム事業に繋げるための試みである事をたびたび強調している任天堂ではありますが、どれほどのモノができるのかは国内外から注目される事でしょう。色んな意味で、楽しみにしておきたい限りですね。
:任天堂がユニバーサルと手を組んで、大阪とハリウッドとオーランドでテーマパーク展開するよーってなお話です。
:ユニバーサルと手を組んだって話は以前にもあったな。
:それがいよいよ表面化してきたという話っすな。いいんじゃない? 任天堂らしく、色んな層にアピールできる手段だと思うよ。本業のゲームにどれくらい繋がるのかはわからんけど、一定の成果はありそうな気がしないこともないね。……うまいこと、人気が出て欲しいモノですなぁ……。
:来年にはニンテンドースイッチが出てくるし、今後も良い話題をたくさん作って欲しいもんだな。