連載:気まぐれゲーム雑記 第1074回:開発コードネームNXこと「ニンテンドースイッチ」がついに発表された件

Nintendo Switch コラム

ほか2つとは違う路線を歩み続ける?

この路線でどこまで推し進められるのか

あとはコンテンツ勝負

AZです。普段から出不精なわたくしですが、こう見えてプランクだけはかなり長い事続けています。

それはさておき、開発コードネームNXこと「ニンテンドースイッチ」がついに発表されました。今一度、動画をサラリとみておきましょう。

で、まず出てくるゲームについてですが、マリオシリーズはさておいて、Bethesdaのスカイリムやスプラトゥーンの新作あたりがチラリと映っているわけで、e-Sports会場的な場面も相まってですが、それらのラインナップはずいぶんと「ゲームをたくさん楽しむ人向け」な映像を用意したと言って良いでしょう。ここらへんは、任天堂定番の「ファミリー向け」な路線からは路線変更した様にも映ります。あとちょっと余談ですが、任天堂って各タイトルの宣伝を積極的にはおこなっていない割にスプラトゥーンのSNSだけは凄く上手くやっている感がありまして、今回の動画についてもいち早く反応したあたりに、他タイトルも色々頑張っていただきたく思う所存ではございます。

話を戻しまして。新型となる「ニンテンドースイッチ」は、NVIDIAのTegraプロセッサ採用している事が明らかになっています。Nvidiaの公式サイトはこちら。Nvidiaといえば、SHIELDなんかを出したりしておりましたが、実のところゲーム機開発を示唆していた事もあり、今回「ニンテンドースイッチ」で使われているプロセッサはそのとき発言したモノではないかと言われているようです。

NVIDIAは会場近くのホテル「Grand Hyatt Taipei」で報道関係者向けイベントを開催し,その場で,Pascal世代のGPUを統合する,未発表の次世代Tegraを披露した。

~中略~

次世代Tegraのゲーム用途利用についてHuang氏は,4Gamerの質問に答える形で,「世界中の誰も作れないデバイスがターゲットだ」と,今後もTegraをゲーム機市場に向けて展開する意向を明らかにしていた。

[引用元:4Gamer.net

まぁ、カスタムTegraを使っているということで具体的な性能についてはわかりませんが、明らかなのはスカイリムが動く様なスペックであるという事でしょう。後日ハードの詳細を出すかどうかはわかりませんが、それ以外にも「Nintendo Switchドック」にもプロセッサが積んであるのかどうかや記憶媒体、バッテリーがどうなっているのかなど、まだ明らかになっていない点が多いです。それらを含め、続報を待つしかないというのが現状となります。

とりあえず分かったことをザックリまとめてしまえば、「ニンテンドースイッチ」は「ニンテンドースイッチドック」とコントローラが付いたタブレット的本体をセットにした代物だ、という事になります。この時点で、PS4やXbox Oneとは違った路線でいく事が見てとれるでしょう。あとは、タイトルのラインナップと価格帯です。ラインナップは、Wii U時を踏まえればそれ相応のタイトル数で来る事が予想されますが、価格帯については3万を超えるか否かが一つのラインになりそうな気がしないこともありません。

いよいよ表舞台に出てきたNXこと「Nintendo Switch」となりますが、やはりコンテンツをどれだけそろえられるかが重要なポイントです。結局のところ、そのハードを買うくらいやりたいと思えるモノがなければ、なかなかハードを買うには至りません。コンテンツがあってこそのハードである事は、どのハードも共通の事ではあります。すでに「Nintendo Switch」のパートナー企業は発表されておりますが、ローンチ時にどれほどのタイトルを集める事ができるのか、楽しみにしておきたいですね。

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