連載:気まぐれゲーム雑記 第1002回:モンストの岡本吉起氏曰く「コンシューマーゲームの市場は食っていない」

何はなくとも、再びご活躍してて何より

やりたいを思わせる魅力が大切

AZです。RMTとかe-Sportsサイト運営とか何だとか、色々と闇が深そうな気がしないことない今日この頃です。

それはさておき、モンストの岡本吉起氏が「コンシューマーゲームの市場は食っていない」とインタビューに答えております。

-「コンシューマーゲームの市場を食っている」という意識はありますか?

岡本 それはよく言われますが、僕は絶対に食っていないと思います。コンシューマーのユーザーは、簡単にお金を出しません。僕が「食ってるな」と思うのは、パチンコ市場です。一回に何万円もお金を出すユーザーを抱えているのは、パチンコだけですよ。
ソーシャルゲームのユーザーは、もともとパチンコのお客さんだったと思います。だから、僕らも、そこを意識して食いにいっています。グイグイ食い込んでいるので。パチンコ業界は相当苦しいと思いますよ。

~中略~

--もうコンシューマーゲームはつくらないのですか?

岡本 戻ることはないつもりですね。対世界ということを考えた時、僕の実力では絶対に通用しないし、今の日本のシステムでは、かなり難しいチャレンジになると思います。それよりも、僕はゲーム業界の5冠王を目指しています。まず「アーケード」でトップを取って、「コンシューマー」と「携帯アプリ」で3冠王。

--あとの2冠はなんですか?

岡本 「エロゲー」と「パチンコ」です。いろいろ動いているので、楽しみにしておいてください(笑)。

[引用元:ビジネスジャーナル

まぁ、そういう面もありそうですかね。

「絶対に食っていない」というニュアンスがどういったモノなのかはちょっと計り知れないわけですが、流石に「まったく食っていない」という解釈をするにはなんとなく厳しそうなところでしょうか。多少なりとも被っていそうなご時世ですので、「食っていると評するほどには至っていない」というニュアンスにも見えるような気はします。

その一方で、パチンコ市場を食っていると評したのはそれなりの説得力がありそうです。確かに、コンシューマーのゲームで遊ぶ人たちは、定額でどれだけの価値を見いだせるかがポイントですし、今でこそマシになってきてはいますが、以前はDLCでも“切り売り”であるといった批判が飛び交うような状況でした。そういった意味では、「コンシューマーのユーザーは、簡単にお金を出しません」というのもわからないでもありません。まぁ、そんなパチンコもPS3で出たり何だったりとしているので色々と思うところはありますし、そもそもパチンコ業界が今厳しいのはしっかりとした規制が発動して、以前よりも収益をあげられなくなったからだと思っておりますが……。

今後、岡本氏はコンシューマーゲームを作らないつもりだということで残念ではありますが、「エロゲー」と「パチンコ」でトップを取りに行くという事なので、とりあえずどんな「エロゲー」を作り出すのかは見てみたくも思ったりはします。今話題のVRあたりもにらみつつ、岡本氏の次なる行動を暖かく見守っておきたい限りですね。

連載:気まぐれゲーム雑記 第1002回:モンストの岡本吉起氏曰く「コンシューマーゲームの市場は食っていない」に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:モンストの岡本吉起氏曰く「コンシューマーゲームの市場は食っていない」ということだそうだよーってなお話です。

しゃきーんさん:ふむ。まぁ、そういう解釈だからこそ、モンストは上手くやれたってことかねぇ?

しょぼーんさん:どーでしょう? 何とも計り知れないけど、岡本氏はゲームリパブリックから何とかやり直せて良かったと心底思うよ。ついでに、エロゲ市場にも打って出るみたいだから、何をするのかはちょっと見てみたいとは思うかな。……まぁ、まったくもって記事にできない予感はするけど。

しゃきーんさん:アダルトすぎると、サーバーやら何やら色々と面倒が起きるからな……。

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