連載:気まぐれゲーム雑記 第1081回:Google EarthのVR版がSteamで公開
多くの活用法が生まれそう
VRは色んなジャンルで盛り上がれば良い
AZです。私が嫌いな煽り文句の中に「誰もがハマる!」など、商業メディアが好んで使いそうな言葉があります。
それはさておき、Google EarthのVR版がSteamで公開されました。
こりゃまた、うまいことやりましたね……。
VRといえば、その没入感こそが何よりの体験になるというのが明白になっておりますが、Google Earthで世界中を見る事ができるというのは実に上手いアプローチです。話題のHMDの中では一番値が張るHTC Viveに対応ということではありますが、それだけの価値は見いだせそうな気にさせてくれるあたりに、Google Earthのすごさも垣間見えそうなところと言えます。
日本でも、PS VRやPS4 Proの発売でVR市場の今後が見守られている状況で、「Rez Infinite」あたりはVR対応で話題になっておりますが、他にもVRだからこそ体験できるゲームというのが求められる事になります。もちろん、ある程度のタイミングでそのようなタイプのゲームが出てきてくれないと、市場が冷え込んでしまう可能性も否定はできないので、メーカーなどがどれほど力を入れるかも見どころの一つでしょう。
VR体験というのはまだまだ一般的ではなく、今後それをどうやって一般的にしていくのかが課題の一つですが、当然ながらにゲーム分野だけでやっていくには限度があります。ですが、DMMはVR動画を有料配信し始めるなど、映像分野でも盛り上がりを見せていくのは分かっている事ですし、どこまで普及するのかが一つの焦点とも言えるでしょう。
もちろん、現時点でそれなりの問題点もピックアップされていますが、VR市場というのが今後どういったモノになっていくのかは多くの人達が注目しています。今はとにかくコンテンツが牽引することになるので、より話題になるコンテンツが出てくる事を期待したい限りですね。
:Google EarthのVR版がSteamで公開だよーってなお話です。
:ほぉ、なんか凄そうだな。
:残念ながらHTC Viveはないので体験はできないんだけど、機会があれば是非やってみたいVR体験の一つに間違いはなさそうっすな。こういうモノから本格的なゲームまで、今VRは色んなコンテンツが求められているのだろうし、ガツガツ増えていけば良いと思うよ。……そして、早くお手軽に電脳世界へ入れるVRをですネェ……。
:……生きている間にできるかどうかわからんレベルの事を言い出すもんじゃないぞ?