スプラトゥーンのパン派だった身として思う事と今後に期待する事

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スプラトゥーン

今後、どこまでを改善していくのか

イベントについては問題が多数転がっていた

AZです。朝ご飯として、望ましいのはお米ですけど、時間的な都合でパンを選ぶのです。

さて、スプラトゥーンで最初のイベントたる第1回フェス「ご飯派vsパン派」の勝敗が決しました。結果は次の様な感じ。

スプラトゥーン 第1回フェス結果

うん、パン派としてはセツナイですね。まぁ、勝負ごとなのである程度はしかたがないわけですが、ツッコミどころもちらほらと見受けられたのでそこらへんをしっかりと書いていきます。

マッチングがセツナイ

まず、パン派な私は喜ばしい事に、マッチングのしづらさは一切感じませんでした。ご飯派は、フェス開始時にマッチングしないということで、色々と問題があったようです。ええ、今回のフェスでパン派が唯一ご飯派を凌駕したところといっても過言ではないでしょう。でも、ですね。マッチングが到底上手く機能しているとは思えない現状は、非常に切なく感じます。

例えば、ランク20の人は概ねガチマッチに参戦してそうな雰囲気を出すわけですが、その人達とガチマッチに参戦できないランク一桁の人達が組むと、ワンサイドゲームになりがちです。フェス中は、ルールがナワバリバトルしか存在しなくなるので、入り乱れるのは構わないのですが、8人中7人はランク20で一人だけランク5だった場合、大体勝負は決まってしまうのですよね。それだけで、途中で抜けるようなプレイヤーも多々おりました。武器やランクわけをもう少しどうにかすべきと思わせてくれます。

スプラトゥーン

たまたま撮ってた、ちょっと一方的だった試合

そもそも、レギュラーマッチとガチマッチがなくなり、フェスマッチオンリーになったのは問題です。いや、わかるのですよ。フェスというイベントにみんなで参加しようぜ! みたいな空気を出したいというのは。それに、同じチームでやり続けることで、一体感が出てきて楽しめるというのも。

でも、「レギュラーマッチ」しかしていない人達と「ガチマッチ」でも心折れない勇者達がごちゃ混ぜになってプレイするというのは、マッチングをより繊細にしないと一方的なゲームとなるケースが多発するだけです。同一チームで練度を上げる前に、心折られる人も少なくはないでしょう。対戦を楽しむ以前に、ガチマッチな人達は「どうかまともな人がきてくれますように」、レギュラーマッチな人達は「どうか(相手に)ガチな人達がいませんように」と祈るゲームと化します。

ついでに、切断されて味方がいなくなっても、一人で戦っても、すべてが反映されるというのは実にセツナイ。自チームのメンバーが、ランク20が2人とランク一桁が2人のチームで、相手がランクALL20だった時、戦闘中にランク20が抜けた時の絶望感は涙無しには語れません。マッチングお祈りゲームじゃないのですから、そこはどうにかして下さい。

フェスの勝ち負けで貰えるスーパーサザエが倍も違うのでセツナイ

フェス中は、フェス限定のランクを上げていくことで称号が得られます。それらのランクは、「ふつうの」「まことの」「スーパー」「カリスマ」「えいえんの」と付くことになりますが、この称号とフェスの陣営(ご飯派orパン派)で貰えるスーパーサザエの数が倍違うという結果になりました。いやぁ、倍はセツナイですね。

スプラトゥーン スーパーサザエ

パン派は「えいえんの」称号で12個です
(ご飯派は「えいえんの」で24個、ワンランク下の「カリスマ」でも16個)

その一つの要因に、投票が得点に反映されたというのが強いです。どのくらい投票があったのか程度ならわかりますが、それが得点に反映されるとなると、今後このシステムでフェスの各陣営を選ぶ場合は、コミケレベルの高度な情報戦が立ちはだかることになります。先ほど書いたマッチングの話にも通じますが、誰だって「楽して勝てるならソレを選ぶ」のです。負けるのは「嫌」ですから。

どう足掻いても、多数派の方がお得なら多数派に付くのが人間です。プレイヤーが数万人いる状態で、「たった一人(自分)の勝利が戦況を大きく傾ける」ような事は、漫画やソロ・オフラインゲーム、もしくは対戦モノの1試合内ならありえますが、期間限定のイベントや各陣営に分かれた大局的な勝負においてだとそうあり得る事ではないのです。投票が反映されてしまうというのは、ハッキリ言ってパン派は「人数が確定した時点で負け戦だった」感が出てきてしまいます。

ちなみに計算をしてみますと、投票が58%(ご飯)と42%(パン)だったということでその差は16ポイントついているわけで、そうなると勝率が46%(ご飯)対54%(パン)の時にやっと引き分ける計算になります(勝率は2倍した数字が得点となるため)。そりゃまぁ、多数派が有利と言われても仕方がありません。

スプラトゥーン

投票率が関係してしまう得点

以上の事から、フェスはこのシステムのままだとどちらの陣営が多くなるのかを選ぶ高度な情報戦イベントと化します。

フェスの良かった点

イベント内容の不備をパン派視点からみてきましたが、すべてが悪かったわけでもありません。

私としては、自分のスプラトゥーンプレイ史上、最高のチームに巡り会えた事でしょうか。10連勝以上できたのは、それが初めてでした。固定メンバーだからこそ、自身のプレイと他者のプレイを上手くかみ合わせて各々が役割がこなせたわけですが、あれは本当に良いメンバーだった。心の底からそう思えます。

スプラトゥーン

チョーシがぐんぐん上がりました

いや、私なんて所詮はウデマエ「B」をいったり来たりする程度のスキルですし、役に立てていたのかどうかは定かじゃないけど、それでも自分の仕事はこなしたと思わせてくれたあの時の面子は、本当に楽しかったです。一期一会のプレイヤーだったからこそ、巡り会えたあの人達には本当に感謝したい。ありがとう御座いました。

……と、良い事を言いつつも、先述したようにマッチングの問題があるので、連勝し続けるところはし続けて、負け続けるところは負け続けるという光景も見てしまったわけですが……。

フェス、と言う名のナワバリバトルである

今回のフェスを総括してしまうと、ただ陣営でプレイヤーをわけた壮大な(ある意味雑な)ナワバリバトルを繰り広げたイベントというのが一番わかりやすいところでしょう。いや、もちろんその盛りあがりを否定するつもりはありません。確かに、フェスが盛り上がったのは確かです。ですが、「競わせるルール」と「イベント内容(得点方法や報酬など)」が色んな意味で雑でした。すでに、公式では改善していくことを伝えていますので、まずはその改善待ちになるのは間違いないでしょう。

一方で、本イベントでどれだけアクティブなプレイヤーが変化するのかは注目せざるを得ません。スプラトゥーンは、人がいてこそ成立するゲームです。イベントも、どれだけ上手くやるのかにスポットがあたるため、今後はより一層の改善や早期発表でプレイヤーをつなぎ止めていく事が大切になります。

そのゲーム内容としては大変楽しいモノでしたが、フェスというイベントは色々と問題点が多く見受けられました。はてさて、第2回がいつになるのかはわかりませんが、うまいこと軌道修正していって欲しい限りですね。

スプラトゥーンのパン派だった身として思う事と今後に期待する事に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:スプラトゥーンの第1回フェスが終了したので、ざざっと問題点を書いてみました。

しゃきーんさん:ふむ。まぁ、負けたのは残念だったが、イベントとして納得し難いところもあったって事でOK?

しょぼーんさん:そだねぇ。報酬の差も結構あるから、そうなるとより「勝率が高い方」にいくのは当然かな、と。なんつーか、ゼノブレイドクロスでも似た様なシステムがあったけど、「多い方が有利なら多い方に行く」のは当然のことかと。……ま、こういうイベントで場数を踏んで、改善していって欲しいもんっすなぁ。

しゃきーんさん:次のフェスは、いつやってくるかねぇ……。

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