「Silent Hills」の開発に“うずまき”などで知られているホラー漫画家“伊藤潤二”氏も協力していた事が明らかに
メタルギアシリーズの小島秀夫氏と映画監督ギレルモ・デル・トロが組むとして話題を呼びながらも開発が中止されてしまった“P.T.”こと「Silent Hills」ですが、その開発に“うずまき”などで知られているホラー漫画家“伊藤潤二”氏も協力していた事が明らかになりました。
JUNJI ITO, undisputed master of horror in Japan (along with Hino and Tsubaki) and our collaborator in SILENT HILL (S) pic.twitter.com/D9ypKBhVk5
— Guillermo del Toro (@RealGDT) 2015, 9月 27
一昨年だったか、「サイレントヒル」の極秘プロジェクトで小島秀夫監督率いる小島プロダクションさんの会議室で小島監督とデル・トロ監督、私、その他スタッフの皆さんと会議が開かれたが、およそ会議というものが苦手な私は何も発言できずに終わったのでありました。
— 伊藤潤二 (@junjiOfficial) 2015, 9月 28
そもそもゲームに疎い私がはたして「サイレントヒル」という大きな作品にどれほど貢献できるか、甚だ自信がなかったのですが、私に声をかけてくださった小島監督とデル・トロ監督には感謝しかありません。
— 伊藤潤二 (@junjiOfficial) 2015, 9月 28
デル・トロ監督のツイートにあるように、「サイレントヒル」の計画が流れたようなので、解禁と見て以下ツイートしました。
— 伊藤潤二 (@junjiOfficial) 2015, 9月 28
本当に、「Silent Hills」は勿体なかったですね……。
プレイアブルティザーとして登場し、ここ数年のホラーゲーム界隈では確かな手応えと言って良いほどの衝撃的なアピール手段だった「P.T.」ではありますが、伊藤潤二氏が関わっていたというのも実に興味深い内容ではないでしょうか。それだけ、ホラーに対して真剣に制作されていた事も窺えます。
コナミの色んな諸事情により「Silent Hills」は開発中止になってしまったわけですが、いつか見てみたいと思わせるホラーだったのも間違いはないでしょう。今後も、「P.T.」の内容に続くようなホラーが多数出てくる事を期待したいモノですね。
:「Silent Hills」の開発にホラー漫画家“伊藤潤二”氏も参加してたよーってなお話です。
:ふむ。「Silent Hills」は、かなりホラーに対して本気だったって印象が強いよな。
:いつの間にかブランドが空中分解してた様な感じもあったから、「Silent Hills」で再構築されるのかと思ってたけどね。ほんと、残念の一言に尽きるよ。……数年後、コナミはどんな企業になっているのかねぇ?
:あまり感情的にならず、遠巻きに見守っておけばいいんじゃね?