Wii U:社長が訊く「Wii Sports Club」が公開、内容まとめ

明日10月30日から配信開始の「Wii Sports Club」ですが、社長が訊くが公開されました。ということで、気になるところをまとめてみました。

開発について

  • 開発はバンダイナムコスタジオ
  • 今作の開発テーマとしては3つ
    1. ジャイロセンサーを内蔵したWiiリモコンプラスを使って作ったらどうなるのか?
    2. Wii U GamePadをどこで活用するか?
    3. ネットワーク対戦をどうにか実現できないか?

「Wii Sports U」ではなく「Wii Sports Club」になった理由

  • スポーツゲームの対戦でMiiverseの機能を入れると、勝った人の書き込みばかりであふれてしまい殺伐としたものになってしまうのではないかという懸念があった
  • 更にMiiverseが強い人の自慢であふれると、ネット対戦の初心者はますます腰が引けてしまうと考え、“都道府県別の仲間”というくくりを作った
  • 最初に自分が住んでいる地域のスポーツクラブに入会する、という形にして、都道府県別にスポーツクラブを作れば、県別対抗のようなものもできると考えた
  • アメリカでは州ごとのクラブに所属することになる

おらがクラブ(地域のスポーツクラブ)

  • 自分の町や自国のチームを身びいきする“おらがクラブ”に入会すると、大きく分けて「クラブランキング」と「平均スコア」がわかる
  • 「クラブランキング」は、たとえば東京クラブが「テニス」でどれだけの勝率を収めていて、全国で何位かというランキングを見ることができる
  • しかも、そこそこのリアルタイムでランキングが動く
  • 県別対抗にすると、人口の地域差が出てしまうので勝率で競うようにした

それ以外のしくみ

  • 他の人からのMiiverse投稿が表示できる仕様にし、プレイ中の画面にコメントが出たりする
  • Miiverseを使った「ちょこっとメッセージ」 というコミュニケーション機能も用意している
  • 「ちょこっとメッセージ」はMiiverseに投稿してから、1時間後に使用可能

テニスの操作性について

  • インターネット対戦が通常のローカル対戦と同じように快適に遊べる
  • 前作の時は、ボールがバック側に来たときはオートでラケットもバックの位置になって、あとはタイミングに合わせて振るだけという遊びだったが、今作では向かってくるボールに対して、バックで打ち返すのか回り込んでフォアで打つのか、ということを自分の判断で操作できる
  • ボールを打つ瞬間にかぶせるように振ると、トップスピンがかかる
  • ボールの下の方をこするように振ると、スライスボールになる
  • 下から上にポンと振り上げるとロブショットになる
  • 3つのショットがかなりの精度で打ち分けができるようになった

選べる遊び方

  • 今回のソフトは通常のパッケージ販売ではなく、ダウンロード専用ソフトとして配信済みの全種目が1日遊び放題になる「24時間ビジターチケット」(200円)か、好きな種目を選んでずっと遊ぶことのできる「種目別会員パス」(各1000円)のいずれかを選択して遊べる
  • 初期の配信は「テニス」と「ボウリング」
  • 先日Wii Uの本体更新をした方は、新しく起動したときに「今後、任天堂からお届けするソフトを「いつの間に通信」で自動的に受け取ります。」というメッセージが出てきたと思うが、その時に「受け取る」を選んでいると、1.3ギガバイト以上の空き容量さえあれば、何もしなくても「Wii Sports Club」が届く
  • 「Wii Sports Club」のソフトを起動してから、最初の24時間は無料で遊べる
  • 最初は2種目で始まるが、ある日突然「ゴルフ」がやってくる
  • 「ゴルフ」が出るときには新種目キャンペーンとして、新しい種目が入ってきたあとにソフトを起動すると、過去の種目も含めて24時間すべて遊び放題になる
  • つまり、新リリースがあるたびに24時間無料キャンペーンを受けられる
  • 最初の1回を入れると少なくとも4回、言い換えると4日間(96時間)は無料で遊べるチャンスがある

最後に

  • こんなに直感的に遊べるゲームは他にない
  • 無料体験で気楽にこのゲームに触れてみてほしい
  • このソフトをつくるにあたってスポーツをしたあとのすがすがしさとか、「スッキリとした気持ち」を大事にしたいと思った

以上となります。

リモコンで最大限楽しめる操作感は相変わらずなようで、ファミリー層で人気を博す事ができるかどうかが最大の焦点でしょうか。従来のゲームとは違った路線ですが、これもまた任天堂さんらしいといえばらしいアプローチですし、年末商戦に向けてアピールできるDLタイトルという位置付けにもなりそうです。

現在苦戦中のWii Uではありますが、色々とあの手この手でしっかりやっている様にも見て取れます。本作がどれほど話題となるのか、しかと注目しておきたいですね。

[情報元:社長が訊く「Wii Sports Club」より]

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:「Wii Sports Club」の社長が訊くが公開だよーってなお話です。

しゃきーんさん:テニス、すんげぇ楽しんでるみたいだな……。

しょぼーんさん:これもまた、任天堂さんの一面であるのは間違いないんだよね。ゲームにそこまで深い理解がないファミリー層に、確かなアピールはできるんじゃなかろうかと。……ボッチだとちょっとアレな感じがしないことも無いけどネー。

しゃきーんさん:そもそもファミリー層狙いなゲームですから……。

Wii U:社長が訊く「Wii Sports Club」が公開、内容まとめに関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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