いつもながらお世話になっているPCゲーマー御用達の「Steam」ですが、恐竜サバイバルゲームとして話題を集めた早期アクセスタイトル「The Stomping Land」が配信停止となりました。

先月、開発チームとの連絡が途絶えていると伝えられた、Steam早期アクセスの恐竜狩りサバイバルゲーム『The Stomping Land』ですが、Steamストアから削除されたとの続報がありました。複数の海外メディアが伝えています。

2013年6月にKickstarterで11万4,060ドルを獲得し、今年5月からSteam早期アクセスを通して発売がスタートした本作ですが、大型アップデート後の5月30日を最後に開発元SuperCritからは現状報告が途絶えていました。フォーラムやレビューページに寄せられたユーザーの質問は依然未回答のままとのこと。

［引用元：Game*Spark］

穏やかじゃない話ですね。

当ブログではすでに何度か早期アクセスのゲームを紹介したりもしていますが、何らかの理由で開発が頓挫するという危険性も孕んでいる事は言わずもがな理解できるところではないでしょうか。それがコンシューマに持ち込まれようモノなら、余計にその危険度は増す事になるというのは以前も書いた通りです。

ツイッターなどのSNSやSteamなどの登場でゲームタイトルを取り巻くコミュニティが形成しやすくなった事もありますが、早期アクセスはプレイヤーと開発側の信用が絶対であるというのがベースにあります。本件のような事が起きてしまうと他の早期アクセスタイトルにも影響を及ぼす事になるわけで、非常に残念でなりません。

本作がどういった形になっていくのかは生暖かく見守るほかありませんが、開発側の人間が「早期アクセスであれど買ってみようと思うくらいにはゲームが好きな人達」を裏切るような行為をするのはもってのほかです。誠実に取り組んで欲しいモノですね。