連載:気まぐれゲーム雑記 第779回:Nintendo Direct 2015.4.2のまとめ
気まぐれゲーム雑記
第779回:Nintendo Direct 2015.4.2のまとめ
孤軍奮闘ができるだけスゴイとは思うラインナップ
AZです。終わりなき作業が終わる時の解放感を味わいたいです。
ということで、今回も毎度の如くまとめてみました。ざっと次の様な内容になっております。
記事に起こした内容まとめ
- 「ファイアーエムブレムif」の発売日が6月25日に決定、「白夜王国」と「暗夜王国」2つのパッケージが発売
- 「ブレイブリーセカンド」のオープニングムービーが公開
- 「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」の発売日が7月9日に決定、陪審バトル映像フルver.も公開
- 「ゼノブレイドクロス」のドールとネットワークについて紹介する最新映像が4月10日22時に公開
- 女神転生シリーズ×ファイアーエムブレムのコラボタイトル「幻影異聞録#FE」の発売が2015年冬に決定、公式サイトとトレーラー第1弾が公開
- 「スプラトゥーン」の発売日が5月28日に決定、ゲーム内容をしっかりと紹介した映像も公開
- 「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U / for 3DS」のミュウツーが4月28日配信開始、リュカの参戦や追加参戦ファイターをリクエストできる「スマブラ投稿拳」などが発表
- 「ポポロクロイス牧場物語」のゲーム紹介映像が公開
- 「マリオカート8」の追加コンテンツ第2弾“どうぶつの森”コースが4月23日配信決定、他にも200cc解禁など多くの要素が発表
その他の記事にできなかった内容まとめ
<Wii U ダウンロードソフト>タッチ!amiibo いきなりファミコン名シーン:4月配信予定
- amiiboをタッチすることでファミコンやスーパーファミコンソフトの名シーンが3分間遊べる
- 遊べるゲームは、amiiboを最初にタッチした時にランダムで決定
- タッチするたびにシーンが変わる
- ラインナップ
- スーパーマリオブラザーズ
- ドンキーコング
- ゼルダの伝説
- 星のカービィ スーパーデラックス
- スーパーマリオワールド
- エキサイトバイク
- バルーンファイト
- ヨッシーのたまご
- F-ZERO
- ワリオの森
- スーパーメトロイド
- カービィボウル
- マッハライダー
- Dr.MARIO
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース
無料のWii Uダウンロードソフト『タッチ!amiibo いきなりファミコン名シーン』は、amiiboをタッチすることでファミコンやスーパーファミコンソフトの名シーンが3分間遊べる。4月配信開始予定。#NintendoDirectJP pic.twitter.com/Oy0JRQzkh2
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) 2015, 4月 1
<Wii U>ヨッシーウールワールド:夏発売予定
- 毛糸の世界を冒険する
- 世界観に合わせた、毛糸で作られたamiiboも同時発売
ソフトの世界観に合わせて毛糸で作られた、「あみぐるみヨッシー」のamiiboも今年夏にソフトと同時発売予定。みどり、ピンク、みずいろの3色が発売予定。#NintendoDirectJP pic.twitter.com/A0I9tmqX4S
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) 2015, 4月 1
<Wii U>マリオメーカー:9月発売予定
- マリオ30周年記念
- ファミコンの初代マリオからWii U用の「New スーパーマリオブラザーズ U」までのスキンを使いながら、コースを自作できる
- 自作したコースは世界中のプレイヤーと共有可能
<Wii U ダウンロード>リトル インフェルノ:配信開始
- とにかく、何でも燃やすゲーム
- 燃やすアイテムでコンボが発生する
- 日本語ローカライズでコンボを追加してる
- 海外のインディーゲーム
- 本日から2週間、通常価格より30%オフで販売(680円・税込)
<Wii U ダウンロード>ザ・スワッパー:配信開始
- 自分と同じ動きをするクローンを作り出したり、作り出したクローンへ操作を切り替えたりして先に進む謎解きアクション
- クローンを使い捨てるくらいの気持ちで進めると良い
- 海外のインディーゲーム
- 本日から2週間、通常価格より30%オフで販売(1050円・税込)
<Wii U ダウンロード>
- 「TRINE2 三つの力と不可思議の森」が本日から2週間、通常価格より30%オフで販売(1290円・税込)
<Wii U バーチャルコンソール>
- ニンテンドーDS・ニンテンドウ64のソフトを順次配信予定
- 「New スーパーマリオブラザーズ」「やわらかあたま塾」「ドンキーコング64」を配信開始
<3DS>ドラゴンボールZ 超究極武闘伝:6月11日発売
- プレイアブルキャラクターとサポートキャラクターなど合わせて100体を超えるキャラクターが参戦
- 3大特典付き
<3DS>みんなのポケモンスクランブル:4月8日配信開始
- ポケモンスクランブルシリーズの新作
- F2P
- メガシンカポケモンも含め、700種類以上が登場する
- 野生のポケモンとバトルして、仲間にしながら先に進む
- 課金要素は「ポケダイヤ」
<3DS>すれちがいMii広場:更新データ配信
- 「すれちがいフィッシング」と「すれちがいゾンビ」を追加、購入可能
- より便利に使える「すれちがいMii広場プレミアム」も利用可能
<3DS>リズム天国 ザ・ベスト+:6月11日発売予定
- 新旧含め、100種類以上のリズムゲームを収録
- ダウンロードプレイに対応
- 最大4人協力プレイが可能
<3DS>どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー:夏発売予定
- どうぶつの森のキャラクターがデザインされているカード型amiiboを使って遊ぶ
- 3DSでもamiiboが使えるようになる「NFCリーダー/ライター」を同日発売
Nintendo Direct 2015.4.2プレゼンテーション映像
概ね、以上となります。
まず、Wii Uが普及に苦戦していると伝えられる中、なんだかんだと自社だけでも充実させている感を出してくるのは流石というべきでしょうか。それ相応に、ハードを持っている人達には満足感を満たそうという思惑が見て取れます。業界にいる方々の焦点は、すでにNXになっているとは思ったりもしておりますが、当面その話題は出てこないでしょうし、マイペースに我が道を突き進んで欲しいモノはあります。
気になったタイトル群は、「幻影異聞録#FE」が思った以上にアトラス感……でしょうか? コラボをするよりも、モチーフにまで昇華してしまえというスタンスは実にわかりやすい。得手不得手があるわけですし、アトラスが得意とするやり方でアピールした方がより良いモノにはなるでしょう。任天堂にはない路線ですし。……ぶっちゃけ、ウケるかどうかはさっぱりわかりませんけど。
その一方で、「ファイアーエムブレムif」の売り方は、これまた賛否両論待ったなしです。そもそもに、ファイアーエムブレムシリーズはその昔から「売り方の実験台」的な売られ方をしてきた過去があったりするわけですが、今回も今回でその一端を見事に見せています。今回2バージョンになった事に対して考えられるのはせいぜい2つ程度で、1つは容量の問題で1つにするのを避けた可能性。1つのシナリオで「ファイアーエムブレム 覚醒」と同等のボリュームがある事が伝えられていますし、「ファイアーエムブレムif SPECIAL EDITION」の説明には、「両作を1つにした特製ゲームカード」とありますので、通常のモノだと入りきらなかった可能性は否定しがたいです。
もう1つは、2バージョン用意して片方を安く売り、もう一つはDLCで拡張させるという「最初に手を出しやすい価格で提供」するというスタンス。メーカー側としては、DLCなどで直接売った方が儲かるのは目に見えているので、そういったところへアプローチしたいという可能性でしょうか。まぁ、所詮は妄想ですが。
ストーリー面で見ると、メサイヤの名作「ラングリッサー」シリーズを彷彿とさせる分岐をみせてくれるわけですが、それらをまとめて1本にしろという意見もわからないではありません。「ラングリッサー」シリーズをすべてプレイしている私は、余計にそう思えてしまうのは否定できませんし。とはいっても、余りにDLCに対して過剰な反応をし過ぎるのも良い傾向とは言えないでしょう。
価格面で見ると、元値が1個5,076円にDLCが2000円なので、2つ合わせた通常版が7076円。後日配信の第3シナリオが2000円でトータル9076円となるわけで、最初からその価格を提示している以上はそれに見合うか否かを考えれば良いだけの事です。通常版だけなら、最初から7076円のゲームだと考えるのが無難なところでしょう。……任天堂が出す3DSのゲームとしては、ジワッと割高な印象にもなりますが。
ざっと今回のダイレクトをまとめますと、他メーカータイトルが少ないながらに、任天堂はこれでもかと多くのラインナップを揃えてきている印象です。言ってしまえば「孤軍奮闘」という感じですが、それでも「ファイアーエムブレム」等々で話題を集められたのは良いことではないでしょうか。自社だけでも戦えるのは、ある意味任天堂らしいというべきところです。上記タイトル群で、今後どういったタイトルが多くの話題をさらっていく事になるのか、楽しみにしておきたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:いつも通り、ニンテンドーダイレクトをまとめたよーってお話です。
:ファイアーエムブレムが話題の中心になりそうだな。
:わたくし、以前からゲームを拡張するようなDLCは購入者が喜ぶならやるべきと申しておりましてね。「ファイアーエムブレムif」については、ソフトもDLCも値段が提示されている以上、計算すればどの程度かかるのかもわかるわけで。DLCがあるから無条件でNOというのは勿体ないから、ある程度柔軟に考えた方がよろしいかと。……ま、どうせぶっ叩くならゲームをやってつまらなかった時とか、ゲームのプレイ時間を否定するクッソ下らないアイテム課金とかをやった時で良いと思うわけですよ。
:ゲームは、払った金額に対して「それに見合うゲーム体験ができたか」という満足度を得るためのアトラクションみたいなモノだからなぁ。DLCに拒絶反応を示す人は、なぜそれに対して拒絶をするのかというのを考えてみると、ある程度柔軟になれるかもしれん。……たぶんな。
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