連載:気まぐれゲーム雑記 第773回:YouTubeがゲーム実況やe-Sportsに特化した配信サービスを準備中だそうです
気まぐれゲーム雑記
第773回:YouTubeがゲーム実況やe-Sportsに特化した配信サービスを準備中だそうです
サービスとして最適なら問題はないかと
動画配信サービスのサービス充実合戦が始まります
AZです。配信をするなら、一切しゃべらない無音の配信になります。
それはさておきまして、動画共有サービスの頂点に君臨する“YouTube”ですが、ゲーム実況やe-Sportsに特化した配信サービスを準備中だそうです。
巨大ゲームストリーミングサービスのTwitchの買収が失敗に終わったGoogle傘下のYouTubeが、ゲームのライブ配信コンテンツを強化するべく、ゲーム実況やe-Sportsに特化した新しい配信サービスの提供に向けて準備を進めているようです。
~中略~
YouTubeとTwitchが同じコンテンツをライブ配信しても、視聴者はTwitch、もしくはより小規模なライブストリーミングサービスを選択する傾向があります。オンラインメディアのDaily Dotによると、ユーザーがYouTube Liveを選ばないのは、各国の著作権法により、配信されていても国によってはYouTube Liveを視聴できないケースがあるからとのこと。当然、Twitchにも著作権法による視聴制限はあるものの、現状ではYouTubeの方が規制が厳しくなっており、ユーザーはコンテンツが充実しているTwitchや別のサービスを使用することが多いそうです。
YouTubeが、これほどまでにもゲーム実況やe-Sportsの配信に力を入れるのは、同コンテンツの市場が近年大きな成長遂げているから。例えば、ゲーム産業の市場調査を行うnewzooが公開しているe-Sportsの(PDF)市場調査資料によれば、2012年はe-Sportsの総視聴者数が約1億3400万人だったものの、2014年には約2億600万人になり、2017年には3億3500万人を突破するとみられています。
[引用元:GIGAZINE]
e-Sports、賑わっておりますねぇ。
e-Sportsについては、日本でもさりげなくプロゲーマーなる方々や、プロゲーマー育成の専門学校が登場するなど、ジワッとした話題にもなっています。日本だと、PCでゲームをする習慣自体が少ないので敬遠されがちですが、海外ではとりわけ大きな賑わいになっているのが有り有りとわかるところでしょう。
GoogleによるTwitchの買収は、独禁法やら何やらの影響で失敗したともいわれておりますが、現在のYouTube Liveは規制が激しく賑わっているとは言いがたい現状があります。著作権的な問題等々を踏まえれば、企業として当然の対処には違いありませんが、多少規制が緩かったり、最初からゲームオンリーを謳ったTwitchの方がリードするのも仕方がない事とも言えます。
日本だと、YouTubeは一部のYouTuberなる方々がご活躍なさっている程度であり、どちらかと言えばニコ動の方が多いのが現状でしょうか。e-Sportsが盛り上がっているわけでもないので、YouTubeの改善により日本でも影響があるかと言われたら、未知数だとしか答えようがなかったりもするわけですが、選択肢が多いに越したことはないでしょう。
ゲーム実況は昔からグレーなところを突っ走っていますが、昨今ではPS4やXbox Oneなどの据え置き機でも対応するような動きを見せ、任天堂ですら許可を取れば容認する姿勢を見せています。今後、YouTubeがゲームに特化したサービスを開始するとなると、またゲーム実況も広く認知されていく事になるでしょう。動画とゲームは切り離しづらい関係になってきましたし、良い方向へ進むことを期待したいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:YouTubeがゲーム実況やe-Sportsに特化した配信サービスを準備中らしいぞーってなお話です。
:ふむ。まぁ、今までが厳しすぎたって気もするがな。
:いやぁ、企業としては仕方がないラインだったんじゃない? とはいっても、それで大半の人がTwitchに流れているという現状は、YouTubeとしては良い傾向とも言えないのでしょうよ。……わたくしも、今の修羅場が終わったら動画作るんだぁ……。
:……フラグばっかり立てるな、貴様は……。
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