一週間を振り返るコラム的な何か
第134回：マインクラフトがトルコで禁止されそうな雰囲気らしい一週間

リニューアル、終わらせたいの一心です

AZです。「メガ・パイソンVSギガント・ゲイター」を見たのですが、CGアニマルパニック映画のはずなのにパニックしてなかったり、そもそもVSしてなかったり、最後の最後でパニック映画から爆笑映画になるくらいに楽しかったです。

さて、2015年3月8日～3月14日までの間に一番見られた記事は、「トルコ政府がマインクラフトに対し「禁止にされるべき」と結論を出した件」でした。マインクラフトの人気が伺い知れる一件でしょうか。また、「オンライン要素に有害プレイヤーは付き物である」もそこそこに閲覧されたようなので、オンライン要素について思う事でも書いてみようかと思う次第です。

禁止をするなりの根拠が乏しいと、反感を買うのは当然

トルコ政府が、マインクラフトを「禁止されるべき」と判断した話題ですが、ぶっちゃけてしまえばこれほど「どの国も似た様なモノだ」という一件はそうもないでしょう。容認派と否定派の考えは、素敵なくらい溝が深いのも何となく見えてきます。

「禁止されるべき」とした理由で、精々可能性として理解しうるのは「マルチプレイヤーモードで見知らぬ人と遊ぶことは社会的なリスクがあり、オンライン上での子供のいじめにつながる」くらいでしょうか。いや、それとて遊ぶ人を選べばいいわけで、それらも含め大人が教えてやれば良いことなわけですが、特に「精神的に未発達な子供はゲームと現実を区別できない」から、「暴力的行為によって動物が苦しむという結果を認識せずに行動する」という点や、「現実世界で友達を作る努力を怠るようになる」というあたりは、ゲームを理解していない人達が決めた事だというのが有り有りとわかります。

トルコという国が、宗教によって不味い何かがある、というなら理解は得られた話でしょう。実際、イスラム圏では宗教的な理由で禁止されているゲームも多いです。ですが、やはり明確な「基準」を設ける方が、話としてわかりやすくなるでしょう。そのために各国はレーティングがあるわけですし、国内外における基準はある程度明確であった方が良い一例とも言えます。

今後、本当にトルコがマインクラフトを禁止するとなると、どのゲームを良しとする気なのかは非常に注目を浴びていくことになりそうです。日本でもレーティングや規制が話題になる時もありますが、本件のような「極端」すぎる話が出て来ない事を願いたいモノですね。

オンラインは、有害プレイヤーがいるのも当たり前な世界だと思うのです

MOBA系ゲームでのチャットマナーが悪かったりする有害プレイヤーに対し、Blizzardは良い事をすれば報酬を与えるような対応策を考えているという話題だったわけですが、マナーの問題というのは昔からくすぶり続けていました。アーケード（以後、ゲーセン）で対戦しあっていたような、オンライン要素がなかった時代からです。

それがオンライン要素によってより簡単に罵倒できるようになった、というだけの事なわけですが、抑制できるなら早めにしておいた方が良いでしょう。罵倒されて喜ぶ人は、特殊な性癖を持たない限りはそう多くもありません。

対戦だとソレが露骨にでてきますし、私の場合は某デモンズソウルや某ダークソウルでPK家業に勤しんでいた時が、もっとも心温まりすぎるくらい香ばしいコメントを多数頂戴してしまったようなケースもあります。逆に、仲間内でも「完璧に役割をこなさないといけない」MMOなどは厳しい言葉が飛び交うケースもあるでしょう。失敗した際に、笑って許してくれる人もいれば、失敗した事自体に憤慨する人もいるのが現実なのです。

世の中、十人十色とはいいますが、オンラインにもなれば「自身が思うマナー」を相手に求めるのは厳しい時があります。なんせ、相手の顔が見えませんし、年齢も何もわからないのですから、通用しないケースもあると思っている方が自然なわけです。非常に厄介な問題ではありますが、対戦ものであれMMOであれ、多くの人が他者と関わる事で不愉快な思いをしないようになっていって欲しいモノですね。