連載:気まぐれゲーム雑記 第738回:元ソニーオンラインエンターテインメントことDay Break Entertainmentがレイオフを実施、“EverQuest Next”のプロデューサーEric Smith氏も対象に
気まぐれゲーム雑記
第738回:元ソニーオンラインエンターテインメントことDay Break Entertainmentがレイオフを実施、“EverQuest Next”のプロデューサーEric Smith氏も対象に
ただひたすらに無事開発がゴールするのを願いたい
EQ NextやH1Z1の明日はどっち?
AZです。セガがセガゲームスになったと言う話題をしようとすると、どう頑張ってもサービスゲームスゲームスという単語が頭を過ぎってしまうほど古い考えの持ち主です。
それはそれとて、ソニーから投資会社に売却されたソニーオンラインエンターテインメントことDay Break Entertainmentがレイオフを実施しました。レイオフ自体は仕方がない事ですが、EQシリーズのDavid Georgeson氏や“EverQuest Next”のプロデューサーEric Smith氏がレイオフの対象になった事がちょっとした衝撃を与えています。
2月2日、Sony Online Entertainmentがソニーから投資会社へ売却され、独立系デベロッパーとして再出発を果たすことが発表されていたが、リストラに関する情報は含まれていなかった。ソニーの売却理由は、SOEの赤字だったため、このままの形での事業継続は難しいと思われていたが、果たして突然のレイオフの実施となった。
レイオフは対外的な発表と同時にスタッフに告知された模様で、「EverQuest」シリーズのボスであるDave Georgeson氏や、「EQ」シリーズ最新作「EverQuest Next」のプロデューサーEric Smith氏も対象になったことを自身のTwitterで明らかにしている。MMORPGのプロデューサーを事前告知なくレイオフするということは、十中八九、タイトルの開発終了を前提とした決断なのだろう。
[引用元:Game Watch]
さて、どうなりますかね?
元々、Day Break Entertainmentは今後マルチプラットフォームでの配信を念頭に開発等々も継続していく事がつたえられていましたが、今回のレイオフはそのマルチプラットフォーム展開を成功させるための合理化と戦略的な事を踏まえた上での決定とされています。とはいっても、やはり開発にとって主要な人達がレイオフされるのは、ネガティブな意味で話題になってしまうのは当然の流れです。
また、ソニーの売却理由がSOEの赤字だったという事ですが、他にもPS4の好調を受けてPS戦略を推し進める中で、PC方面でやり続けていたSOEは色々と難しい立場だった事も窺えます。そういった中でのレイオフですので、何となく納得せざるを得ないところもありましょうか。
その一方で、現在早期アクセス中のEQ Nextへ続く“Landmark”や“H1Z1”がどうなるのか、非常に不安視させる一件にもなってしまいました。Game Watchでは、十中八九開発終了とも書かれていますが、ともなると早期アクセス中のタイトルがどう扱われていくのか、今後も問題になりそうな予感はさせてくれます。
SOEの売却から独立、そしてレイオフまでの流れが一気に押し寄せてきた結果、全体的にあまり良い様な雰囲気がしていない状態にはなっていますが、その実態はどのようなモノになっているのかが注視されます。EQ NextやH1Z1が今後どうなっていくのか、生暖かい視線でウォッチし続けたいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:旧SOEと言う方がわかりやすいDay Break Entertainmentがレイオフを実施したんだけど、EQ Nextのプロデューサー等々も対象になって辞めてるヨーってなお話です。
:なんかこう、荒れそうだな。
:現在進行形で作っているゲームだからねぇ。Landmarkとか、H1Z1、Planetside等々をどうやっていくのだろう? とは思う。今残っているタイトルの運営はちゃんとやっていく的な事を言ってた気はするけど、やっぱEQ Nextに期待していた身としては心配としか言い様がないっす。……今後の経過を見守るしかないねぇ……。
:プレイヤーにとって、より良い方向へ転がって欲しいとは思うが……。どうなるのかねぇ?
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