連載:気まぐれゲーム雑記 第733回:TGS2015のテーマは「もっと自由に、GAMEと遊ぼう。」だそうです
気まぐれゲーム雑記
第733回:TGS2015のテーマは「もっと自由に、GAMEと遊ぼう。」だそうです
視野を広げればゲームはたくさんあります
日本は日本で賑わえばいいじゃない
AZです。家庭用機のラングリッサーをうるし原智志先生だけだと思っている場合は、ラングリッサーミレニアムの介錯先生を是非に思い出してあげて欲しいと思うのです。……いやまぁ根本的な問題として、あれをラングリッサーと定義すべきか否か論争が起きても不思議じゃない出来映えですけど。
ラングリッサーを巡る論争はさておきまして、CESAがTGS2015のテーマを「もっと自由に、GAMEと遊ぼう。」にしたと発表しております。
「東京ゲームショウ2015」のテーマは『もっと自由に、GAMEと遊ぼう。』に決定しました。このテーマには、これまでなかったGAMEの多彩な楽しさをより多くの人に体感してほしい、という思いが込められています。
~中略~
近年では、新型コンソールが得意とするゲームのストリーミング配信やゲームファンによる実況中継、ヘッドマウントディスプレイで楽しめるVR(バーチャルリアリティ:仮想現実)の本格化など、ゲームの楽しみ方そのものが多彩になっています。
[引用元:TGS2015(PDF)]
なかなか奥が深いですね。
「自由にゲームを遊ぼう。」ということで、家庭用機、スマートデバイスをしっかりとフォローしたようなテーマになっています。良い意味で捉えるならば、「幅広く好きに遊べば良い」という事がいえるでしょう。まぁメディアがそういう紹介をしているかわかりませんし、PCゲームを含めちゃうと、そもそも「おま国」で自由にゲームを買う事さえできないケースは? という議題がでてきてしまいます。とはいったところで、日本は家庭用機メインで突っ走ってきた国ですし、それはそれで仕方がないのかもしれません。仕方がない、で済ませて良いのかどうかはさっぱりわかりませんけど。
今年も、定番の「一般展示」から「スマホ・ソシャゲコーナー」、VRなどを紹介する「ゲームデバイスコーナー」、女性向けの「ロマンスゲームコーナー」、ジワジワと話題になっているのかどうかがよく分かりづらい「インディーゲームコーナー」などの出展御コーナーがあります。ともなると、興味は一般展示とスマホ・ソシャゲコーナーの比率や、インディーゲームコーナーがどれくらい話題を引っ張るかでしょうか。ゲームに興味がないメディアは、ロマンスゲームを取り上げていたような記憶もありますが、今年は何を話題にするのかも気になるところです。
また、昨年の総入場者数は25万人程度だったのですが、今年は22万人以上と若干低く見積もっています。ある意味、今の家庭用ゲーム市場を考慮したかのような印象をうけますし、昨今はインターネットの普及で情報伝達が恐ろしく早くなった事もあってか、無理をしてTGSに行かずとも情報が手に入るようになりました。そういった意味でも、現実的な数字なのかもしれません。相変わらず、ちょっと情報が錯綜しがちな速報合戦にはなりそうですが。
ここ数年は、すでに家庭用ゲーム機の主戦場が海外に移っている事もあってか、日本の大手メーカーでさえ主力タイトルをE3やGamescomで発表するような動きもあります。それに伴い、TGSの発表に驚くケースが少なくなっているような気がしないこともありません。日本のゲームの祭典である事に間違いはありませんし、今年のTGSはどういったサプライズで湧かせてくれるのか。ユルッと楽しみにしておきたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:TGS2015のテーマが決まったよーってなお話です。
:なんつーか、PCでおま国だの何だのといった話題を取り上げてると、ちょっとズレた感じはするな。
:まぁ、好意的に解釈しておけばいいんじゃない? 元々、PCゲーム市場は長年注目されてなかったわけだし、今もそういう事だというオチっすな。むしろ、E3やGamescomがある中、「TGSだからこそ貴重な情報があるのだよ!」ってアピールが求められるのかなーと。……今年のTGSも、家でノンビリと見守りたい所存です!
:まるで成長してねぇ……。
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