連載:一週間(2015年1月11日~1月17日)を振り返るコラム的な何か 第126回:日本ファルコムのSteamについての言及が色々と波紋を広げた一週間

一週間を振り返るコラム的な何か
第126回:日本ファルコムのSteamについての言及が色々と波紋を広げた一週間

Steamの扱いが難しいのはわからんでもないです

AZです。やっと、本格的なリニューアル作業に入れます。

さて、2015年1月11日~1月16日までの間に一番見られた記事は、「なぜ国内メーカーがSteamに日本語版を出さないのか? 日本ファルコムの公式ツイッターが反応」でした。圧倒的大人気過ぎて、ちょっとビックリです。また、「SCEアンドリューハウスCEO曰く「2015年はサービス面の充実に力を入れ、ライトユーザー向けタイトルを増やす」」もよく読まれていたようなので、ソニーの情勢についてチラリと書いておこうかと思う次第です。

前向きに捉えたいモノはある

日本ファルコムの公式ツイッターが、「国内メーカーがSteamに日本語版をださないのは儲からないため(意訳)」という見解を示したことで、色んな物議を醸しました。これだけの文章を見ると、PCゲームを嗜む人達にとっては余り面白く映らない事は想像に容易い事とも言えます。

ですが、今回の一件はあくまでも「日本ファルコムの自社タイトル“イース・オリジン”が、海外のローカライズ会社(XSEED Games)からSteamに配信されたモノとして、“イース・オリジン”が20万本を突破した」というのが背景にあります。日本ファルコムが、日本ファルコムとしてSteamに配信しているわけじゃありません。それに、PC版は自社通販以外にもDMMやVector、その他等々で国内向けDL配信サイトでも配信されているのが現状です。まぁ、Steam版の方がHD対応とか違う面もありますが……。

それらを踏まえた上で、Steamで2000本売るのが簡単か難しいかは何とも計り知れぬところはありますが、日本ファルコムとしては、自社でやれる範囲は自社、海外は別物として見ているという事でしょう。国内と海外の市場は、ゲームの価格的価値がかなり違って見えるのは言うまでもありません。それに、日本ではパッケージとDL販売で小売の反応も違ってくる事が予想できます。

今後、日本でのSteamの普及がどれくらいかで、ファルコムやその他メーカーの対応がどうなるのかは見えてくるでしょう。そこらへんの布石になりそうなのは、今だと「MGSV:TPP」ではないでしょうか。「どの市場も盛りあがっている事が一番良い」と言うのに間違いはありませんので、Steamを含めた日本PCゲーム市場も着実に賑わって欲しい限りだと願いたいモノですね。

ハードをサービスと心得る時代?

SCEのアンドリューハウス氏が、PS4を含めてサービス面に力を入れていくと答えているわけですが、そうなるのも当然の流れが今という事になります。すでに、世界的に大きく普及していますし、今後はどれだけ「囲い込んだ顧客を手放さないか」という考えにシフトするのですから。

据え置き機だけに限りませんが、今後はどのような「サービス」が重視されていくかが問われていく事になりそうです。PS PlusやPS Nowなどの定額サービスや、スクエニが始めたストリーミングサービス「ダイブイン」など、お手軽な定額でどういった娯楽が提供されるのか、というのはポイントでしょう。ゲームの価格的価値観が、大きく変化するような気にはなったりもするところです。

世界的に大きく普及したPS4は、今後はサービスの充実で顧客を取り込みながら、値下げも騒がれていくことになるでしょう。……私個人は、日本がいつそうなるのかなんぞさっぱりわからないので、欲しいモノが出た時に買えとしか言い様がありませんけど。

日本では、PS4が大きく普及しているとは言いがたい状況ですが、まずは3月まででどうなるのかは多くの人が注目しています。とはいっても、今の家庭用の据え置き機を見てみるに、サードパーティはPS4を選択するところが多いでしょうし、ぼちぼち普及していくような気にはなります。むしろ、普及しなかったら家庭用据え置き機はそれくらい不味いのだという現実が見えてくる事でしょう。PS4等々含め、日本の据え置き機やそれを取り巻くサービスがどのように変化していくのかは、今後もじっくりとみておきたいですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:今週は、日本ファルコムのSteamについての言及が一番話題になったよーってなお話です。

しゃきーんさん:まぁ、話題にはなるだろうなぁ。

しょぼーんさん:Steamってアクティブアカウントが1億突破とか伝えられる中で、日本語を使っている人は0.92%となっているの。ってことは、大体92万アカウントあるという計算ができるわけ。その市場でどれくらいの人が反応するのかっつーのは色々難しいモノがあるとも思うよ。ついでに、セールしたくないって思惑もあるだろうしね。……まぁ、PC市場も無視できないくらいに盛りあがればいいんじゃない?

しゃきーんさん:どれくらいの人数がプレイしていれば「無視されなくなる」のか、日本メーカーの基準ってのはちょっとわからんものもあるけどな。

連載:一週間(2015年1月11日~1月17日)を振り返るコラム的な何か 第126回:日本ファルコムのSteamについての言及が色々と波紋を広げた一週間に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

しょぼーんさん

しゃきーんさん

コメント (3)

名無しのゲーマーさん

何で日本語版を抜くのかって思ってたけど、ネットでも買えるってなったら小売にはあんまり嬉しくないのか?
でも公式でソニーがダウンロード販売してるしなぁ…

名無しのゲーマーさん

メインの収入源たる日本のゲーマーには、儲けの大きいコンシューマ版を
買って欲しいんだよ。
だからもともと存在する日本語データをわざわざ抜くの。

AZ@管理人

>小売にはあんまり嬉しくないのか?
日本の現状なら、小売にとっては嬉しくないでしょうねぇ。
むしろ、ネットで買えるというよりは、海外でよくあるセールのような存在がファルコムにとっては厄介なのかもしれません。
あれは、ゲームの価格的価値を変動させる一撃ですからねぇ。(´・ω・`)
>儲けの大きいコンシューマ版を買って欲しい
企業としてビジネスをするためにゲームを作っている以上、そういう面があるのは否定しがたいでしょうね。
「Steamじゃ望む利益にはならない」というのは、そこへも繋がるでしょうし。
会社の方針である以上は仕方無しという他ないわけですが、今後はローカライズ版に日本語の有無をどうこう言う議論ではなく、ファルコムがSteamに参戦するかどうかを見守りたいモノですねぇ。(´・ω・`)

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