気まぐれゲーム雑記
第717回：Minecraftが12のギネス記録樹立していたそうです

記録が色々面白い

ギネス記録は、プレイヤー層が厚ければ厚いほど価値がある

AZです。Androidの話は、各所に影響がありそうで実に面白いです。

それはそれとて、Minecraftが12のギネス記録を樹立していたと話題になっておるようです。

1. 世界最長『Minecraft』マラソン
   24時間10分。オーストラリア人Martin Fornleitner氏がSony Xperia Playでプレーした
2. インディ・ゲーム最大のベスト・セラー
   大手パブリッシャー販売によるコンソール版は含まず、MojangはPCとMacで1617万6201本を売り上げた。Mojangの公式サイトによると、現在は1800万本を突破
3. 世界最大のインディ・ゲーム・コンベンション
   MineCon 2013には7500人が参加した
4. ビデオゲームで初めて国を原寸大で再現
   昨年、デンマーク人Geodata Agency氏は、あらゆる建物などを含む1万6602平方マイルに及ぶデンマークの国土を、40億のブロックを使用して1/1スケールで忠実に再現した
5. 『Minecraft』で再現された最大の現実の場所
   英国陸地測量部が、2200万ブロックを使用して8万6000平方マイルのイギリス国土を再現。ブロック一つで538平方フィート分の計算
6. 1分間で作成されたSnow Golemの最大個数
   ゲーマーNachtigall Vaz氏が達成した70個
7. 一つのワールドに同時参加した最大人数
   YouTubeチャンネルYogscastが運営するサーバーに2622人のプレーヤーが同時参加
8. 最も人気を博したゲーム・ベータ
   2011年11月18日から2012年12月20日までの間に、1000万人を超えるプレーヤーがベータをプレー
9. 最も視聴されたビデオゲーム関連ファン作成映画
   YouTuberのCaptainSparklez氏が作成した、Usher『DJ Got Us Fallin’ in Love』のパロディ『Revenge』は、1億3988万8399回視聴された
10. 最も多くダウンロードされた『Minecraft』関連プロジェクト
    障害物を避けながら落下するMOD『The Dropper』は114万5546回ダウンロードされた
11. Xbox Liveで最もプレーされたゲーム
    昨年5月の時点で、Xbox 360版『Minecraft』は17億5000万時間（19万9722年）プレーされた
12. 『Minecraft』歩行距離最長記録
    Kurt J. Mac氏は91万9592マイルをSurvivalモードで歩行した

［引用元：Choke Pointさん］

いやぁ、スゴイですねぇ……。

Minecraftを知っていれば、何となく凄そうな内容だというのはわかるのではないでしょうか。何となく程度というのもポイントですけど……。それはさておき、昨今のゲーム業界で、これだけ話題になったモノもそうはありません。先日の記事にも書きましたが、PCから家庭用機、スマホに至るまでを網羅したソフトはそう多くないのです。それが、大手メーカーが出したゲームではなく、一介の個人が作り始めたインディゲームだったというのだから、これをサクセスストーリーとせずに何とせよ、となるのも当然の話ではあります。

で、Minecraftがスゴイと賞賛を浴びるのは当然だとして、問題はこれに続くゲームが出てきそうにもないくらいの結果になっているという事に他なりません。Minecraftは世間に登場するタイミングが凄く良かったというのも間違いはないと思うわけですが、同等レベルに騒がれそうなモノはないに等しいでしょう。類似タイトルもそこそこには出ている状態ですが、当然のようにオリジナルには敵いません。

ついでに言えば、Minecraftはとことん時間をかけられるゲームですし、ハマってしまったらゲーム寿命が恐ろしく長くなるのは誰の目にも明らかでしょう。あの手のゲームの怖いところは、時間泥棒だと言う事です。延々と遊び続けられるゲームにハマるというのは、つまり「他に目移りしない」という状態を産む事になります。そこを「目移りするほどのモノがない」と見るか、「目移りしないほどハマってしまった」と見るかは難しいとしか言い様がありませんが。

まぁ冷静に考えれば、これほどまでに多くの人に受け入れられるゲームがポンポン出てくるわけもないのは言うまでもありませんし、他にやりたいモノがあればそちらをやる人もいるのはわかる話です。とはいえ、日本に住んでおりますと据え置き機が何かと厳しいというニュースをちらほらと見かける機会もあり、やはり日本のメーカーには頑張って貰いたいモノがあったりもします。妖怪の仕業が旋風を巻き起こしている昨今ですが、日本でも他に「景気が良い」と言われるような話題作が出てきてくれる事を願いつつ、各メーカーの奮闘に期待したいですね。