連載:気まぐれゲーム雑記 第628回:PS4やXbox One、Steamなどそれぞれの日本展開が気になる今日この頃です
気まぐれゲーム雑記
第628回:PS4やXbox One、Steamなどそれぞれの日本展開が気になる今日この頃です
しっかりやっていって欲しいモノです。
動き出すタイミングはいつなのか
AZです。セアカゴケグモが何故だか上手く言えない気がします。
ところで、SCEの吉田修平氏と盛田厚氏、マイクロソフトのフィル・スペンサー氏や泉水敬氏などにPS4やXbox Oneのそれぞれの今後を語ってもらっているインタビュー記事が掲載されています。かなり長いですが、どちらも「今後プラットフォームをどうしていくのか」を語っているのでそういうのに興味がある人は一読しておくと良いでしょう。
- SCEに聞く「今のPS4」と「これからのプラットフォーム」[情報元:AV Watch]
- Xbox事業責任者が語る「プラットフォームの責務」と「ゲームの未来」[情報元:AV Watch]
ざっと読んで見ると、おぼろげながらに各社の傾向がうっすらと見えてくるところがあります。SCEは、当然と言えば当然ですがPS4やPlayStationを中心としたプラットフォーム展開。それに対して、マイクロソフトはXbox Oneも含めた先にあるXbox Liveやクラウドといったサービス展開。大体そんな感じでしょうか。ついでに、VRには両社ともしっかりと注目しているという事が垣間見えます。
上記を踏まえ日本市場を見た場合、いつ世代交代が大きな波として発生するのか、という事が一番の注目どころでしょうか。特にPS4は、盛田氏もインタビューで
もっとがんばるべきだ、というのはその通りなんですが、まだポテンシャルがあると思っているのは、初期需要が一段落した段階で、本来は日本のタイトルが揃っているべきだったんです。それがあるべきステップだったのですが、ちょっと間が空いてしまった。結果、待っていた人が「じゃあもう少し待って次の機会に買おうか」となってしまった。
[引用元:AV Watch]
と語っている通り、需要が完全に落ち着きを見せました。また、日本が独特の市場をしているとも述べており、海外とは違った市場になる可能性も示唆しています。元々ハードが一気に普及するというのは珍しい事なので、今後「縦マルチじゃないラインナップ」でどれだけアピールできるかが焦点にもなる予感はします。Xbox Oneについては、抜本的にどのタイミングで盛り返す予定なのか、はたまたマイペースに突き進むのかは見守りたいところですが。
ついでに、Steamのアクティブアカウント数が1億を突破したという話題も出ており、日本円にも対応してからより一層存在感を出している雰囲気はあります。Steamの場合、日本のアクティブアカウントがどの程度あるのかを知りたいところでもありますけど。
どのプラットフォームにも言える事ですが、ゲームはソフトがあってこそ成立するのでラインナップの充実は当たり前の事としまして。今後は、サービスとしてどのような付加価値があるかも求められていくでしょう。例えばPS4のシェアは付加価値の一つですし、プレイ動画なるモノも存在感を強めています。ついでに、Steamの影響か据え置き機でもジワジワとセールを見かけるようになりましたし、プレイヤーに触れてもらう機会をどれだけ増やすのかも重視されるとは言えるかもしれません。……まぁ最終的に人を突き動かすのはソフトであるとも思いますが。
日本の据え置き機ゲーム市場は縮小傾向にあるという事が伝えられてはいますが、それは同時に「世界の市場が大きくなった」とも捉える事ができるわけで、元気のない日本市場をどうやって盛り上げていくのかはどのメーカーも色々と考えているところにも感じられます。各メーカーがどう対応しておこうとするのか、生暖かく見守っておきたいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:PS4とかXbox Oneそれぞれのインタビューがあったけど、かなり良い内容だなぁと思ったわけで。
:どれだけ日本は頑張れるかねぇ?
:日本のメーカーは基本的に日本市場で戦わねばならんわけで、そうともなればラインナップは自然とでてくるのだからそのうち世代交代も本格化するでしょうよ。そのタイミングが値下げなのか、大作で引っ張られるのかはわからんけどね。……何はともあれ、面白いと思えるモノがいっぱい出てくれるのを願うとしますかぁ。
:確かに、ソフトが出ないことにゃ始まらないからなぁ……。
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